『NCIS: ニューオーリンズ』をもっと楽しむための5つのポイント！

米国海軍犯罪捜査局が活躍する大ヒットドラマといえば、『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』！　すでに『NCIS』のスピンオフとして大人気の『ロサンゼルス潜入捜査班 ～NCIS: Los Angeles』に引き続き、大好評のスピンオフ『NCIS: ニューオーリンズ』の魅力に今回は迫ってみよう！

このドラマの舞台は米国南部ルイジアナ州ニューオーリンズを中心とするメキシコ湾岸周辺。海軍や海兵隊がこの地で任務に就いていることはもちろん、彼らが休暇を過ごす人気都市でもあるため、NCISチームが捜査に乗り出す事件が多い。

■魅力その1

本家『NCIS』ファンの皆さん！　『NCIS: ニューオーリンズ』シーズン1には、本家キャストが続々ゲストで登場しますよ♪　リーダーのギブス（マーク・ハーモン）を始め、トニー（マイケル・ウェザリー）、アビー（ポーリー・ペレット）、ダッキー（デヴィッド・マッカラム）、レオン局長（ロッキー・キャロル）はもちろん、準レギュラーとして時々本家に出演しているギブスの旧友のフォーネルFBI特別捜査官（ジョー・スパノ）、"もう一人のアビー"としておなじみのボーリン沿岸警備捜査官（ダイアン・ニール）などが、それぞれ異なるエピソードに登場して"ニューオーリンズ"チームを華やかにバックアップしている。

■魅力その2

米国南部特有の温かいおもてなしの心"サザン・ホスピタリティ"を感じさせながら、どことなく異国情緒が漂う街、ニューオーリンズ！　2005年に起きたハリケーン・カトリーナの被害から復興中の街は活気に満ちていて、毎冬開催されるマルディグラ・カーニバルには世界中から観光客が押し寄せる。フレンチ・クオーターと呼ばれる歓楽街には、ジャズ・ミュージックやザディコ・ミュージックが生演奏されるライブハウスが連なり、真夜中を過ぎても人通りが絶えない。少々辛くてスパイスの効いたケイジャン・クレオール郷土料理を食べて、ドーナツに似たスイーツのベニエをデザートに頬張った後は、オシャレなバーに立ち寄って飲んだり、にぎやかなクラブで踊ったり...といった楽しい様子がドラマでも描かれている。一方、だからこそ、ハメを外してしまって事件に巻き込まれるケースも多いのだ。

■魅力その3

ニューオーリンズ・チームのアットホームな結束力！　さっそく主要メンバー5人を紹介しよう。責任感が強く義理人情に厚いドウェイン・"キング"・プライド（スコット・バクラ）はみんなに信頼されるリーダー。厳しい一面もあるが、ユーモアもあり、本家リーダーのギブスとは旧友である。いつもメンバーに振舞っている料理はプロ級の腕前で、何とライブハウスでジャズピアノも演奏する。そんなキングを心の底から尊敬するクリストファー・"クリス"・ラサール（ルーカス・ブラック）はエネルギーあふれる若手捜査官。飾らない気さくな性格で南部出身ということもあり、人一倍この地域への思い入れは深い。メレディス・"メリー"・ブロディ（ゾーイ・マクラーレン）は積極的で明るい捜査官。クリスとは姉弟のように仲が良いが、メリーの私生活や過去については謎に包まれている。そして、キングが絶大な信頼を寄せるロレッタ・ウェイド（CCH・パウンダー）は物事を的確に判断できる冷静な性格の検死官。キングとはお互いに私生活の悩みも打ち明けるほどの仲だ。そのロレッタのアシスタントを務めるセバスチャン・ランド（ロブ・カーコヴィッチ）は頭脳明晰な科学捜査分析官。自分の専門分野や趣味の話になるとオシャベリが止まらず、周囲の人々を戸惑わせる場面も多い。

■魅力その4

豪華な顔ぶれのゲスト！　本家『NCIS』からのメンバーはもちろん、「アッ！この俳優ってあのドラマに出演していたよね！」と、ピ～ンとくる俳優がエピソードごとに登場。例えば、ディラン・ウォルシュ（『アンフォゲッタブル 完全記憶捜査』のアル・バーンズ警部補）、ヴァネッサ・マラーノ（『スイッチ　～運命のいたずら～』のベイ・ケニッシュ）、B・D・ウォン（『LAW & ORDER：性犯罪特捜班』のジョージ・ホアン司法精神科医）などがゲスト出演している。そして、1989年から5年続いて人気を博した、時空を超えて人々と出会うSFドラマ『タイムマシーンにお願い』で、若い頃のスコットと共演していたディーン・ストックウェルが、このドラマで久々に再共演したことも話題になった。

■魅力その5

本国ではいよいよシーズン3に突入！気になる今後は？　シーズン1でも準レギュラーとして登場している勝気な性格のソニア・パーシー捜査官（シャリタ・グラント）と、ハイテクIT関係に強いパットン・プラーメ分析官（ダリル・ミッチェル）がシーズン2からレギュラーに昇格！　さらに米CBSにて9月20日（火）から開始されるシーズン3では、『CSI：ニューヨーク』のエイデン・バーンCSI捜査官役などで知られるヴァネッサ・フェルリトがFBI捜査官役としてレギュラー出演することも決定していて、メンバー陣もますます充実！　そして、まだ実現していないが、もうひとつのスピンオフ『『ロサンゼルス潜入捜査班 ～NCIS:Los Angeles』』とのクロスオーバー・エピソード、さらには今後、本家も合わせて3つの"NCIS"チームの合同捜査が描かれていけばうれしいな～♪

"ニューオーリンズ"チームの事件解決に向けての真剣な姿と、一方でユーモアあふれるジョークを言い合う微笑ましい雰囲気は、本家『NCIS』とも通じるところがある。シリアスな事件の裏で語られる人情味あふれるエピソードにはホロリとさせられてしまうことも！　そして、本家『NCIS』と違う面といえば...『NCIS: ニューオーリンズ』では、事件が解決した後、メンバー全員でライブハウスヘ出かけたり、クラブで踊ったり、休日には一緒にパーティーしたりすること！　メンバーみんな仲が良く、ニューオーリンズという街、そこに根付くカルチャーをこよなく愛していることが視聴者にも伝わってきますよ！