ケヴィン・ベーコン出演のコメディドラマ『I Love Dick』などがシリーズ化決定

Amazonがパイロット版を制作した3本の新作コメディ『I Love Dick(原題)』、『Jean-Claude Van Johnson(原題)』『The Tick(原題)』のシリーズ化を決定した。2017年にアメリカ、イギリス、ドイツ、オーストラリア、日本にて配信される。米Deadlineが報じている。

「視野を広くとらえ破壊的な雰囲気で、挑戦的な物語を描いており、笑える面白さもあります。観る価値のあるドラマです。来年プライム・ビデオで配信されることを非常に楽しみにしています」と、Amazonスタジオの30分シリーズ責任者ジョー・ルイスはコメントしている。

各ドラマの概要は以下の通り。

■『I Love Dick』

クリス(キャスリン・ハーン(『女検死医ジョーダン』)はホロコーストの本を執筆する夫シルヴェール(グリフィン・ダン『ダラス・バイヤーズクラブ』)と一緒にマーファを訪れる。夫婦はそこで出会った大学教授のディック(ケヴィン・ベーコン『ザ・フォロイング』)に、自分たちの想像力をなじられ、愛と一夫一婦制についての先入観をひっくり返されるのだった。製作総指揮はジル・ソロウェイ(『トランスペアレント』)、アンドレア・スパーリング(『今日、キミに会えたら』)、サラ・ガビンス(『Ten Aker Wood(原題)』)。パイロット版の監督はソロウェイ、脚本はガビンスが担当。

■『Jean-Claude Van Johnson』

筋肉俳優のジャン=クロード・ヴァン・ダムが世界一危険な民間の秘密工作員ジャン=クロード・ヴァン・"ジョンソン"として活躍。長らく引退していたジョンソンだったが、愛する人を亡くしたことで復帰を決意する。出演はジャン=クロードのほか、カット・フォスター(『救命医ハンク セレブ診療ファイル』)、モイセス・アリアス(『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』)、フィリシア・ラシャド(『サイク/名探偵はサイキック』)。製作総指揮はピーター・アテンチオ(『ザ・リグ ~深海からの覚醒~』)、リドリー・スコット(『グッド・ワイフ』)、デヴィッド・W・ザッカー(『グッド・ワイフ』)、デヴィッド・キャラハム(『エクスペンダブルズ』)、そしてジャン=クロード。監督はアンテチオ、脚本はキャラハムがそれぞれ兼任した。

■『The Tick』

長い間、スーパーヒーローが現実にいる世界が舞台で、何の力もない負け犬の会計士は、自分の街が長年死んだと考えられてきた世界的なスーパーヴィランのものになってしまったと知る。この事実を知ってしまった彼は、見知らぬ青いスーパーヒーローの仲間に入ることになるのだった。出演はピーター・セラフィノウィッツ(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』)、グリフィン・ニューマン(『ブルーブラッド ~NYPD家族の絆~』)、ジャッキー・アール・ヘイリー(『エンド・オブ・キングダム』)、ヴァロリー・カリー(『ザ・フォロイング』)、ヤラ・マルティネス(『アルファ・ハウス』)、ブレンダン・ハインズ(『SCORPION/スコーピオン』)。製作総指揮はベン・エドランド(『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』)、バリー・ジョセフソン(『BONES』)、ベリー・ソネンフェルド(『メン・イン・ブラック』)。監督はウォーリー・フィスター(『トランセンデンス』)、脚本はエドランド。

(海外ドラマNAVI)

Photo:ケヴィン・ベーコン
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