アメリカではシーズン1が1962年から1963年まで、シーズン2、3が1985年と1987年年に放送された人気TVアニメ『宇宙家族ジェットソン』。日本では『宇宙家族』というタイトルでNHKにて吹き替え版が放送された本作のアニメ映画を作る企画が、アニメ映画『ソーセージ・パーティー』の監督の一人であるコンラッド・ヴァーノンによって動いていることを、米Varietyが伝えた。
ハンナ・バーベラ・プロダクション制作による『宇宙家族ジェットソン』は、2062年の未来を舞台に、ジェットソン家(ジョージ、ジェーン、ジュディ、エルロイ)と飼い犬のアストロ、ロボットのロジーの活躍を描いた作品。本作の権利を所有するワーナー・ブラザースは、実写を2012年から試みていた。ただし、今回報じられているのはアニメ映画で、数年前から企画の存在が伝えられている。アニメ映画は1990年にも『スペースファミリー/ジェットソンズ』のタイトルで日本でも公開されており、次に映画が登場すれば第2弾となる。
企画を動かしているヴァーノン監督はこれまでに、『シュレック2』、『モンスターVSエイリアン』、『マダガスカル3』と数々の人気作を手掛けているベテラン。グレッグ・ティアナンと共同監督した『ソーセージ・パーティー』は、制作予算1900万ドルに対し、世界中で1億4000万ドルの興行収入を得ており、R指定のアニメ映画としては異例の大ヒットとなった。『宇宙家族ジェットソン』のアニメ映画も、企画が実現すれば監督を担当する見込みとなっている。(海外ドラマNAVI)
Photo:『宇宙家族ジェットソン』
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