第二次世界大戦でナチス・ドイツと日本が勝利した世界を舞台とするAmazonオリジナル歴史改変SFドラマ『高い城の男』。そのシーズン3に、日系アメリカ人俳優のタムリン・トミタ(『よみがえり 〜レザレクション〜』)が重要な役どころで出演することが明らかになった。米Deadlineが報じている。
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タムリンは、日系アメリカ人女性のたみこを演じる。ハワイ生まれのたみこは、戦前はアメリカ市民であったが、今はサンフランシスコに住んでおり、ケイリー=ヒロユキ・タガワ演じるタゴミの隣人という設定だ。
同作は、昨年のエミー賞では最優秀撮影賞を含む2部門を受賞、シーズン2配信時にはAmazonオリジナルシリーズの中で初週の視聴数記録を塗り替えた話題作。フィリップ・K・ディックの同名小説を映像化し、終戦から20年後、ナチス・ドイツと日本両国に支配されたアメリカに暮らす人々を描いた本作の製作総指揮は、大ヒット映画『ブレードランナー』や『グッド・ワイフ』を手掛けたリドリー・スコットが務めている。
出演は、アレクサ・ダヴァロス(『タイタンの戦い』)、ルーク・クラインタンク(『プリティ・リトル・ライアーズ』)、ルパート・エヴァンス(『ジェームズ・ボンドを夢見た男』)、ジェイソン・オマラ(『ニューヨーク1973/LIFE ON MARS』)、ケイリー(『HACHI 約束の犬』)ほか。
またシーズン3には、映画『硫黄島からの手紙』、人気ドラマ『HEROES/ヒーローズ』『エージェント・オブ・シールド』などに出演し、ハリウッドで広く活躍中の尾崎英二郎の出演も決定している。
『高い城の男』シーズン1、2はAmazonプライム・ビデオにて配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:タムリン・トミタ
(C)FAM020/FAMOUS