『ブラックリスト』メーガン・ブーン、修士号取得を目指して勉強中!

2013年秋より米NBCにて放送がスタートして以来、世界中で人気を博しているモンスター級サスペンス・アクション『ブラックリスト』でヒロイン、エリザベス・キーンを演じているメーガン・ブーン。昨年4月には第一子を出産していた彼女だが、現在は大学院で修士号取得を目指して勉強しているそうだ。

今年9月からメーガンが仕事の合間に通っているのは、ニューヨーク州のバード大学で、サステイナビリティ学を専門にした経営学修士課程。サステイナビリティ学について勉強したいと思った理由について、環境問題雑誌グリストとのインタビューで次のように答えている。

「映画、テレビの仕事やストーリーを語っていくことに惹かれたのは、主人公の成長の過程に興味があったからなの。でも、いったん私たちの文明が未来の世代に何をもたらしているかということが解ったら、そういうストーリーの過程に対する興味より、現実世界でサステイナビリティを取り入れていく文化へと方向転換していく運動のリーダーになりたいと思うようになったのよ。この分野はまだまだ開発途上で、私たちが見ている間にも新しいものが発明されていっているのだけれど、そういう発明に貢献できるようになりたいと考えたの。私を取り巻く現行のシステムが私の持つイデオロギーとは与しないということを毎日のように気づかされているけれど、私がそのすべての責任を負えるわけではないし、誰もそんな責任を負うべきではないわ。でも、現行のシステムを独創的に改革していく責任を負うことはできるし、勉強することによってそれが実現できれば良いなと考えているの」

それにしても、『ブラックリスト』のレギュラーとしてスケジュールもびっしりなはずのメーガンは、どうやって大学に通う時間を見つけ出しているのだろう? 「実際に大学に行くのは月に1度なの。月に1度3日間、皆と教室で授業を受けて学ぶのよ。それに加えて週に2度、オンラインのクラスを受講。宿題は毎日のように出るけれど、撮影現場に持ち込んでこなしているわ。この学習スタイルは今の生活にぴったり合っているのよ」

教授や同級生たちはブーンが誰かということは知っていたりするのだろうか? 大学の外でのブーンの生活が話題にのぼったりするのか、それともブーンも一生徒として扱われるだけ? 「教室の外での生活についての話題は限定されているわ。お互いに知り合いになるために、どこの出身なのかとか、サステイナビリティ学を勉強することにした動機についてとか。文化を変革させていくリーダーになるためには、どうやってその見解を持つようになったかを自分で理解する必要があるから、そういう話は重要なのよね。でも、人類を守ることに興味を持っている人たちの集団にとっては、私がテレビに出ているなどということはすごく重要な事とは限らないのよね」

メーガンが出演する『ブラックリスト』シーズン5はスーパー!ドラマTVにて2018年1月30日(火)よりスタート。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ブラックリスト』シーズン5
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