『ゲーム・オブ・スローンズ』のあの人、新作ドラマの役は監禁事件のサバイバー!

米HBOの大ヒットファンタジー大河『ゲーム・オブ・スローンズ 第五章:竜との舞踏』に登場し浮浪児を演じたフェイ・マーセイが、新ドラマで男性を誘拐する女性役を演じることがわかった。英Channel 4が報じた。

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現実世界では毎日のように力のある男性による虐待や不当行為がメディアで報じられているが、新ドラマ『Shamed(原題)』は、そのような行為に復讐を果たしていく27歳のサラ・アイヴィーが主人公。彼女自身が10代の時に被害に遭い、10年間自身を苦しめてきた卑劣な行為に対する復讐だった。サラはクールで落ち着いている27歳だが、10年前に人生が変わり、彼女の世界は崩壊してしまった...。そんな過酷な運命をたどる主人公をフェイが演じる。

現在のサラは、弟ジェームズの助けを借りて二人の男を誘拐。1人目はニック・ブラッド(『エージェント・オブ・シールド』)演じるネイサン・ボウヤー。パートナーとの結婚式を控えていたが、突然誘拐され見知らぬ場所に監禁されてしまう。ネイサンとともに監禁されるのがマニ・ヤラという男性。二人ともサラのことは知らず、なぜ自分たちが誘拐されたかもわかっていない。サラはこの二人との間に何があったのか。なぜこのようなことをしたのか。これからネイサンとマニはどうなるのか...。物語が進むにつれて3人関係が徐々に明かされていくというストーリー。

フェイは『ゲーム・オブ・スローンズ』でも浮浪児という厳しい状況に置かれた役柄を演じていたが、現代劇においても数奇な運命をたどることになった。脚本&監督はアンソニー・フィリップソン(『My Mad Fat Diary(原題)』)が担当する。

本作で初めてシングルドラマの監督&脚本を務めるフィリップソンは、「現代的な話を扱う重要な話だが、驚くほどドラマティックに描かれている」と、本作について説明している。(海外ドラマNAVI)

Photo:フェイ・マーセイ
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