映像コンテンツメーカーや映像機器メーカーが加盟する次世代デジタルエンターテイメントの普及団体、デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン(DEGジャパン)が主催する「4K Ultra HDブルーレイ コンベンション」が11月21日(火)に都内で開催され、ゲストとして堀田茜と樋口真嗣監督(『シン・ゴジラ』)が登壇した。
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同コンベンションでは、「DVD+ブルーレイ」というコンボ商品のアイコン開発、本年度に10回目を迎える「ブルーレイ大賞」の開催や展開プロモーションといったDEGジャパンの活動実績が紹介されたほか、4K Ultra HDブルーレイを取り巻く今後の明るい展望も述べられた。
また、4K Ultra HDブルーレイ作品発表会も行われ、『銀魂』(ワーナー・ブラザース)、『復活の日』(KADOKAWA)、『劇場版 SPACE ADVENTURE コブラ』『劇場版 あしたのジョー2』(ともに20世紀フォックス)、『彩(IRODORI)にっぽん 4K HDR紀行 Vol.1』(ビコム)と、懐かしの名作から最新ヒット作まで幅広いタイトルが並んだ。
その後、AV批評家の麻倉怜士とともに堀田と樋口監督が登場し、4K Ultra HDブルーレイの魅力を紐解くためのトークショーがスタート。まだ4Kデビューをしていないという堀田が観たばかりの映画『マリアンヌ』を題材に、4Kテレビのモニターを二つ並べ、同作の4K Ultra HDブルーレイと普通のブルーレイという2種類のディスクを見比べた。すると、壁の模様から毛布の質感、俳優の目の表情に至るまで、4K Ultra HD版では非常に鮮明にしっかりと見えることにゲストの二人とも驚きを隠せず、「もっと立体的で浮き出て見える。全然違う映像みたいですね」と堀田。「映画館で観るのが100なら、ブルーレイは120、そして4K Ultra HDは300!」と高評価を下した。一方の樋口監督も、「(本作の監督である)ロバート・ゼメキスはやっぱり今回も凝りまくっていることがよくわかりました」「これを知ったらもう戻れない」と、監督のこだわりや意図を明確に示すことのできる4K Ultra HDのクオリティに驚嘆していた。(海外ドラマNAVI)
Photo:4K Ultra HDブルーレイ コンベンション