『ウォーキング・デッド』ジェフリー・ディーン・モーガン、旅系サバイバル番組の司会に

『ウォーキング・デッド』のニーガン役で知られるジェフリー・ディーン・モーガンが、今度はまったく新たなフィールドで司会者として登場することがわかった。米Peopleが伝えた。

ホストのジェフリー・ディーン・モーガン!行き先は謎!推理と観察力がカギを握る

ジェフリーが司会を務めるのは、不明の“現在地”を推理しながら進む地理系サバイバル番組『Destination X(原題)』。未知なる冒険、心理戦、そしてゲーム性が交錯する前代未聞の番組で、ジェフリーはホストとして参加者たちを導く役割を担う。

本作は、ベルギー発の人気リアリティ番組をアメリカ版としてリメイクしたもの。参加者10名が黒塗りのバスに乗り込み、ヨーロッパのさまざまな観光地を旅するが、最大の特徴は、彼らが「自分たちが今どこにいるのかを知らされない」という点にある。

ホストのジェフリーは、予告編の冒頭でこう語る。

「君たちは今どこにいるのか、まったくわかっていない。地図も計画も手がかりもない」

この言葉どおり、参加者たちはあらゆる情報が遮断された状況の中、ポップカルチャーや歴史、地理の知識、そして観察眼を頼りに現在地を推理していく。

ジェフリーが導く“体感型ゲーム旅”の真髄

毎エピソードでは、実在の観光地を舞台にした「体験型チャレンジ」が用意されている。参加者たちはチームで行動をするか、単独で動くかを決めながら「心理戦」や「二者択一」といった選択を迫られる。

さらに、“遺物に偽装された手がかり”や“他プレイヤーによる仕掛け”を見抜き、自らの知識や直感を信じて現在地を割り出す必要があるという。

ジェフリーはこの過酷なゲームの進行役として、時に鋭く、時に人間味あるナビゲーターとして登場。プレイヤーだけでなく視聴者もまた、“どこにいるのか分からない旅”へと巻き込まれていく。

マップルームで明かされる“真実の距離”――遠ければ即脱落

エピソードの終盤では、指定された出場者が「マップルーム」で現在地を推測し、地図上に“X印”を記す。この予想が実際の位置から最も遠かったプレイヤーが、その回で脱落するというルールだ。バスで寝食を共にし、限られた情報を頼りに行動するプレイヤーたちにとって、裏切りは日常茶飯事。誰を信じ、誰をマップルーム送りにするか――それぞれの選択が、旅の行方を大きく左右する。

ジェフリー・ディーン・モーガンの進化

『ウォーキング・デッド』で演じたニーガンのような強烈なキャラクターで知られるジェフリーだが、本作ではプレイヤーの挑戦を見守り、時に試練を与える進行役として、まったく異なる顔を見せている。

『Destination X(原題)』は5月27日(火)より米NBCで放送開始。ジェフリーの最新出演最新ドラマ『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』シーズン2は5月5日(月)よりU-NEXTで独占配信スタート。(海外ドラマNAVI)

参考元:People