『ツイン・ピークス』カイル・マクラクラン、ゴールデン・グローブ賞候補をあのアイテムでお祝い!

12月11日(月)に発表された第75回ゴールデン・グローブ賞ノミネートで、奇才デヴィッド・リンチが手掛けた伝説のドラマシリーズの続編『ツイン・ピークス The Return』の演技によって同賞の候補に名を連ねたカイル・マクラクラン。1991年にオリジナルシリーズの演技で同賞を獲得しているカイルは、四半世紀ぶりのノミネートを作品らしい形でお祝いするようだ。米Deadlineが報じている。

ノミネートを受けて、「本当に嬉しく、また恐縮しています。26年前に同賞を受賞した同じ役で、再びノミネートされるなんて、本当に信じられない経験です」と喜びと驚きに満ちた心境を口にしつつ、リンチへの感謝を示したカイル。その後、『ツイン・ピークス』の公式Twitterアカウントで、ファンの質問にもビデオで答えている。

今回は一人で3役を演じていたカイルは、「クーパー捜査官、ミスター・C、ダギーのどの役でお祝いしたい?」と聞かれると、「3役全部で祝うつもりだよ。ということは、熱くて美味しいブラック・コーヒーを飲むということだね」と、作品を象徴するアイテムを引き合いに出して返答。また、ノミネートを知った時には息子も一緒だったそう。「9歳の息子を学校に送っていくタクシーの中で、このことを知ったんだ。広報がメールの後、さらに電話をかけてきたのでスピーカーフォンにしたら、彼女は興奮していて放送禁止用語を口にしてしまった。すると、それを聞いた息子が『(放送禁止用語を使った罰金として)1ドル払わないとね』と言ったので、『そうだね』と答えたよ」と、父親らしい微笑ましいエピソードを語っている。

前回は、『刑事コロンボ』のピーター・フォーク、『バード事件簿』のジェームズ・アール・ジョーンズ、『新・夜の大捜査線』のキャロル・オコナー、『タイムマシーンにお願い』のスコット・バクラを抑えて、初めてのノミネートで栄冠を手にしたカイル。今回も『嘘の天才 ~史上最大の金融詐欺~』のロバート・デ・ニーロ、『ピウス13世 美しき異端児』のジュード・ロウ、『FARGO/ファーゴ』のユアン・マクレガー、『ジーニアス:世紀の天才 アインシュタイン』のジェフリー・ラッシュと強敵揃いだが、2度目の受賞となるか!?

カイルが受賞できるかどうかも気になる第75回ゴールデン・グローブ賞授賞式は、AXNにて2018年1月8日(月・祝)10:00より同時通訳版が、HD字幕版が1月13日(土)12:00より放送。それぞれの放送時には、続けて75周年記念番組(HD字幕版)もオンエアとなる。(海外ドラマNAVI)

Photo:カイル・マクラクラン
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