『X-ファイル』ジリアン・アンダーソン、シーズン11での卒業を再び発表

世界中で大人気の超常現象ドラマ『X-ファイル』でダナ・スカリーを演じてきたジリアン・アンダーソンが、復活版の新シーズン(通算シーズン11)は昨年、同役を演じるのはこれが最後だと衝撃発言をしていたが、再度その意思に変更はないことを発表した。米TV Lineらが報じている。

TV Guide誌のインタビューに応じたジリアンは、「初めから私はずっとそう言ってたのよ。今回のシリーズが最後になるって。だから、皆が以前の私の発言で驚いたという事実に、私のほうがちょっと驚いたわ。私は、今回のシーズン11は単独シーズンであって、これっきりだと理解していたから」

ジリアンは、昨年10月に開催されたポップカルチャーの祭典、ニューヨーク・コミコンで、シーズン11の後も出演を継続する可能性があるかという記者の問いに、「いえ、私にとってはこれ(シーズン11)が最後になると思います」と話していた。

ジリアンはさらに、『X-ファイル』シーズン11に出演することにした理由を聞かれると、「(前シーズンで)終わった気がしなかったから。ファンが期待していたことを全てやりきったとは思えなかった」と答えてもいた。その後、放送局の米FOXは「ジリアンは新しいイベントシリーズを撮影中で、番組への復帰については時期尚早であるためコメントしていません」と、上記発言を白紙にする声明を出していた。

クリエイターであるクリス・カーターは、「まだまだ同作で語りたいことはたくさんある。だが、それを製作して語るかどうかは、また別問題で分からない」と述べている。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジリアン・アンダーソン
(C)JHMH/FAMOUS

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