復活した『ウィル&グレイス』シーズン9終了前に、シーズン11まで更新が決定

ニューヨークを舞台に、インテリアデザイナーのグレイスとゲイの弁護士ウィルが繰り広げるおかしな日常を描いた人気ドラマ『ふたりは友達? ウィル&グレイス』。その復活版となるシーズン9が現在米NBCで放送中だが、このほど、シーズン11までの更新が決定した。米TVLineが報じた。

昨年8月、初回放送が始まる前にすでにシーズン10への更新が決まっていた本作だが、放送開始後の好評を受けて更に先へと進めることになった。また、今年秋放送予定のシーズン10は全13話構成と発表されていたが、6話分追加で全18話構成となった。シーズン11も少なくとも全18話構成になるとみられ、2019年秋に放送開始予定。現在放送中のシーズン9は現地時間の4月5日(木)にシーズンファイナルが放送される。

復活版には、デブラ・メッシング(グレイス役)、エリック・マコーマック(ウィル役)、ミーガン・ムラリー(カレン役)、ショーン・ヘイズ(ジェック役)らおなじみの面々がカムバックしており、今回のニュースもロサンゼルスで行われた「PaleyFest」に登場した彼らが発表した。

昨年9月にスタートしたシーズン9は視聴数1020万人、レイティング3.0を獲得。過去6年間のNBCにおいて、新作or復活版コメディの初回放送としては最高の記録だった。3月8日放送分では、視聴数470万人、レイティング1.2まで落ち込んでしまったが、それでも同局のシットコムではトップの座を維持している。

NBCのロバート・グリーンブラット会長は「私においては、『ウィル&グレイス』を見たいと思っていたので、(シリーズ続投は)予期しない嬉しい知らせでした。私たちは同じように感じてくれているデブラ、エリック、ショーン、ミーガンに心から感謝しており、これからも続けて欲しいと願っています。また、私たちは新シリーズが報道陣や視聴者から良い反応を得ていることにも感激し、マックス・マッチニックとデヴィッド・コーハンの比類ない作家チーム、華麗な演出で最高のショーを提供し続けてくれるジミー(ジェームズ)・バロウズには脱帽しています」と声明で述べている。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ふたりは友達? ウィル&グレイス』
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