2017年の注目ドラマをチラ見せ!<vol.4>復活版『ウィル&グレイス』

2017年に始まる注目ドラマの予告編をお届けする連載。4回目の今回は、米NBCで全12話での放送が決定した復活版『ウィル&グレイス』をご紹介。

二ューヨークを舞台に、インテリアデザイナーのグレイスと、ゲイの弁護士ウィルが繰り広げるおかしな日常を描いた人気コメディドラマ『ふたりは友達? ウィル&グレイス』。1998年から8シーズンにわたって放送された同作。オリジナルキャストの主要キャラクターであるデブラ・メッシング、エリック・マコーマック、ミーガン・ムラリー、ショーン・ヘイズの4人もカムバックする。

放送がスタートした当時、同性愛者を主要キャストに据えた本シリーズは画期的な存在で、親友同士であるゲイのウィルとストレートのグレイスの友情は大きな人気を博し、エミー賞の各種部門で16冠に輝いている。復活版ではオリジナルのクリエイター、マックス・マッチニック&デヴィッド・コーハンがショーランナー・製作総指揮を担い、8シーズン全てでメガホンを取ったジェームズ・バロウズも製作総指揮に名を連ねるとともに監督も兼任する。

公開となった予告編は、ウィル役のエリックとグレイス役のデブラがNBCのロバート・グリーンブラッド会長の部屋を出てくるところから始まる。復活版製作を喜び、嬉々とした様子のエリックとは対照的に、「私、忙しいの。やらないわ」と全く乗り気でないデブラ。「何が忙しいんだよ! 君がやってるのはInstagramだけだろ」と言うエリックに「そんなことないわ。ツイッターだってSNSだってやってるし、それにそんな気分にならないのよ」とデブラは及び腰。そんな彼女を見かねてエリックは『ウィル&グレイス』のスタジオセットに彼女を連れていく。懐かしいセットを目にして感涙したデブラは「怖いのよ」と本音を漏らす。「ここには怖いものなんてないさ」とエリックがソファにかぶせられた布を勢いよく取ると、横たわって昼寝をしていたカレン役のミーガンが登場! 10年の眠りから覚めたカレンに、昔と変わらずお喋りなゲイ、ショーン演ずるジャックも登場し、懐かしい面々が顔を揃える。

デブラの、復活版出演に際しての不安な思いを、ミュージカル『サンセット大通り』の楽曲"As If We Never Said Goodbye"に乗せて、4人が歌って踊る2分半は圧巻だ。

復活版の撮影は3月からスタートしており、放送は米NBC局で今年後半の予定。以前お伝えしていた、復活版が決まった『ウィル&グレイス』、撮影現場からの貴重な写真が到着!もチェック!(海外ドラマNAVI)