鬼才デヴィッド・リンチ監督が手掛けたカルト・ミステリードラマ『ツイン・ピークス』のデイル・クーパーFBI捜査官で知られるカイル・マクラクランが、トム・ハーディ(『レヴェナント:蘇えりし者』)主演のアル・カポネを描く伝記映画に出演することが分かった。米Varietyが報じている。
米シカゴを拠点に暗躍したアル・カポネは、禁酒法時代に酒の密造や賭博、売春業で組織を拡大していったマフィアのボス。トムがカポネを演じる『Fonzo(原題)』で、カイルは彼の専属医カーロックを演じる。また、カポネの妻メエ役にはリンダ・カーデリーニ(『ブラッドライン』のメグ役)、カポネの腹心の友ジョニー役にはマット・ディロン(『ウェイワード・パインズ 出口のない街』のイーサン役)がキャスティングされている。
映画『ファンタスティック・フォー』(2015年)を手掛けたジョシュ・トランクが脚本・監督を務め、製作総指揮にはローレンス・ベンダー(『ハクソー・リッジ』)とジェイソン・クロース(『ウーナ』)、プロデューサーとしてアーロン・L・ギルバート(『アイ・ソー・ザ・ライト』)、ラッセル・アッカーマンとジョン・シェンフェルダー(共に『Cargo(原題)』)が名を連ねている。
カイルは、オリジナル版『ツイン・ピークス』の続編となる『ツイン・ピークス The Return』にも続投し、『デスパレートな妻たち』『SEX AND THE CITY』『グッド・ワイフ』といった人気シリーズにも出演している。
カイルがトムやマットと共演する『Fonzo』は、来月より米ニューオーリンズにて撮影スタート。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ツイン・ピークス』