米ディズニーが独自の映像配信サービスの立ち上げに動いていることは以前からお伝えしている通り。この注目のサービスで、1995年に出版されたニック・ホーンビィの人気小説「ハイ・フィデリティ」と2000年に公開されたその映画化を元にしたロマンスコメディシリーズが配信されることが分かった。米Deadlineが報じた。
【関連記事】『ラ・ラ・ランド』音楽チームが贈る『ディア・エヴァン・ハンセン』ベン・プラットに注目!
オリジナル映画では、ジョン・キューザック(『セレンディピティ』)が30代の独身で音楽レコード店のオーナーである主人公ロブ・ゴードンに扮した。音楽については詳しいものの恋愛ではどうにもうまくいかないロブが、その原因を探るために過去に付き合っていた元カノたちを順々に訪ねていくというストーリー。共演はジャック・ブラック(『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』)、イーベン・ヤイレ(『わたしの可愛い人―シェリ』)、リサ・ボネ(『エネミー・オブ・アメリカ』)、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(『シカゴ』)など。スティーヴン・フリアーズ監督(『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』)がメガホンを取った。
そんな映画版を元にした今回のドラマ版は、映画の要素を残したまま、主人公が女性に変更されるという。主人公はロブの特徴を引き継いだレコード店のオーナーである女性で、彼女が過去の恋愛を振り返る内容になるとのこと。主人公がカメラに向かって話しかける手法も継続される。脚本を執筆するのは、ヴェロニカ・ウェスト(『シカゴ・ファイア』)とサラ・クチェルカ(『アグリー・ベティ』)。
2019年秋にスタートするディズニーの映像配信サービスでは、本作のようなラブコメのほか、SFやスーパーヒーロー系の作品、キッズ向けのアニメなどが配信される予定。また、『スター・ウォーズ』シリーズ、マーベル作品、『モンスターズ・インク』のドラマシリーズ、『ハイスクール・ミュージカル』リブート版などがスターティングメンバーとして名を連ねる。(海外ドラマNAVI)
Photo:映画『ハイ・フィデリティ』
(C) Mary Evans/amanaimages