Netflix『サイテー! ハイスクール』、シーズン1で打ち切りに!

Netflixの1990年代を舞台にした青春学園ドラマ『サイテー! ハイスクール』が、シーズン1で打ち切りになることが明らかとなった。米TV Lineが報じている。

本作の舞台は、VHSビデオが全盛だった1996年。オレゴン州の小さな田舎町の高校に通う、決してクールとは言えないオーディオ・ビジュアル部と演劇クラブの部員たちが繰り広げる学園生活を描く青春群像ドラマ。

当時流行っていた映画のポスターに懐かしのヒット曲、大きなコンピューターやテープ式の留守番電話などにノスタルジックを感じるだけでなく、多感な時期に自身の性的指向に悩むティーンに焦点が置かれ、単なる青春ドラマとは一線を画していた。

10話構成のシーズン1の最終話はクリフハンガーで終わっていたが、打ち切りが決定してしまい、クリエイターの一人であるベン・ヨーク・ジョーンズは、「『サタデー・ナイト・ライブ』のスキット"What Up With That"からの曲が、3日間ほど頭の中で回っている。辛かったけど効果アリだ」とツイート。

共同クリエイターのマイケル・モーハンは、「不満を感じるけど、負け組が負け組だと自負する作品だから妥当な線かもしれない。もし、登場人物を応援するなら、みんなに『サイテー! ハイスクール』を更新してほしいと広めておいて」とコメント。そして、ケイト役を演じたペイトン・ケネディも、「もしケイトとエマライン、ルークとマッケイド、タイラーとオリバーのことが大好きなら、Netflixのアカウントに行ってシリーズを更新する呼びかけに応えて!」とファンに訴えている。

最近、Netflixでは『ゲットダウン』『ジプシー』、『ハイ・ライフ』『Girlboss ガールボス』などの作品が続々と1シーズンで打ち切られていたが、残念ながら『サイテー! ハイスクール』も同じ運命を辿ることになってしまった。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『サイテー! ハイスクール』
Scott Patrick Green/Netflix