ウォーカーがはびこる世紀末的な世界を描き、世界中で大ヒットしているサバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』にゲスト出演していた二人が、次のシーズン9からレギュラーに昇格することが明らかとなった。米Hollywood Reporterなどが報じている。
今回、新たにレギュラーとなることが発表されたのは、シーズン8から登場している研修医セディク役のアヴィ・ナッシュ(『しあわせへのまわり道』)と、救世主の一人、アルデン役のカラン・マッコーリフ(『HOMELAND』)。ロバート・カークマンの原作コミックにおいて、セディクというキャラクターは重要な位置づけだが、医師という設定ではない。それに対し、アルデンという名のキャラクターは原作には出てこない。
ドラマ版『ウォーキング・デッド』は原作に少しアレンジを加えているため、新シーズンでのそれぞれの役柄はまだはっきりとはわかっていないが、シーズン1から出演していたリックの息子、カールがシーズン8で降板し、カールにより命を救われたセディクがレギュラーとなるという流れから、今後セディクがカールの分も活躍することが期待される。一方、アルデンはヒルトップに捕虜としている救世主で、ウォーカーに襲われそうになるセディクを助けるという関係に。彼は、原作の‟ダンテ"に似た存在で、先日、出演継続を明らかにしたローレン・コーハンの演じるマギーと恋仲になるのではないかと見るメディアもある。
(海外ドラマNAVI)
Photo:(左から)アヴィ・ナッシュとチャンドラー・リッグス(『ウォーキング・デッド』シーズン8)
(C) Gene Page/AMC