打ち切りの『LUCIFER』、Netflixにてシーズン4の製作決定!

地獄に飽きてロサンゼルスに舞い降りた悪魔が、女性刑事とタッグを組んで事件を解決していくドラマ『LUCIFER/ルシファー』。米FOXで放送されていた本作がシーズン3をもって打ち切りとなり、当サイトではその行方を追ってきたが、ついにNetflixにてシーズン4の製作が決定した。米Varietyが報じた。

打ち切りを予想していなかったという本シリーズの製作チームは、シーズン3最終話を大きなクリフハンガーで締め括ったため、ファンがSNSで「シリーズを救おう!」とキャンペーンを展開する事態になっていたが、動画配信サービスの最大手が救いの手を差し伸べた。

シリーズの共同ショーランナー、ジョー・ヘンダーソンはツイッターにてファンへ感謝の言葉を述べている。

「ありがとう、ありがとう、本当にありがとう#Luciferファンのみんな。みんなが僕たちを復活させてくれた。あなたが、やってくれたんだ。だから、リラックスして、一息吸って、ハッシュタグの投稿を頑張った指を休ませて、そしてさらなる悪魔の時間のために準備しておいてくれ」

Netflixがワーナー・ブラザースTVの番組を救済したのはこれが初めてではない。以前には米A&Eで3シーズン放送されたのちに打ち切られた『Longmire(原題)』をピックアップし、さらに最近ではアメコミ出版社の米アーチー・コミックスが所有するキャラクター、サブリナを主人公にしたリブート版ドラマの配信も決まっている。

本作はニール・ゲイマン(『アメリカン・ゴッズ』)、サム・キース(『The Maxx(原題)』)、マイク・ドリンゲンバーグ(『The Sandman(原題)』)らのキャラクター創造が元になっている。製作総指揮はジェリー・ブラッカイマー(『CSI:科学捜査斑』)、ジョナサン・リットマン(『CSI:科学捜査斑』)、ジョン・ヘンダーソン(『ホワイトカラー』)、イルディ・モドリッチ(『ダニーのサクセス・セラピー』)、シェリ・エルウッドら。

『LUCIFER/ルシファー』シーズン3、18歳〜49歳層の平均視聴数(リアルタイム視聴)は330万人だった。(海外ドラマNAVI)

Photo:『LUCIFER/ルシファー』
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