ドラマ版『チャイルド・プレイ』のコンセプトは「基本に戻る」

1988年に公開されたホラー映画『チャイルド・プレイ』。世界的な大ヒットとなり、続編が次々に製作された人気シリーズだ。そんな本作のドラマ版製作の企画が進んでおり、クリエイターがドラマ版のコンセプトについて語っている。米Comic bookが伝えた。

クリエイターが語るドラマ版『チャイルド・プレイ』は?

オリジナル映画で原案&脚本を担い、その後に製作された続編でも指揮を執ったドン・マンシーニが、ロサンゼルスで行われたホラー映画祭Screamfestでドラマ版について語っている。「ドラマ版をお膳立てするために、『チャイルド・プレイ ~チャッキーの狂気病棟~』(2017年)を故意にクリフハンガーで締めくくった。今の時代は様々なプラットフォームが存在しているけど、ドラマは最も適応させやすいから(クリフハンガーは)意図的だったんだ。それと同時に全く新しい世界も用意されていて、今は何も教えられないけど新しい複数のキャラクターも登場するよ」とコメント。

続けてドラマ版でプロデューサーを務めるデヴィッド・カーシュナーは、「唯一いえるのは、ドン・マンシーニが脚本を手掛けたオリジナル映画の"チャイルド・プレイ(子どもの遊び)"というコンセプトに再び戻るということだ。それ以外のことはファンに想像してもらうよ」と、基本的なコンセプトについて述べいる。

映画版は、『チャイルド・プレイ』の1~3、『チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁』、『チャイルド・プレイ/チャッキーの種』、『チャイルド・プレイ/誕生の秘密』、『チャイルド・プレイ ~チャッキーの狂気病棟~』の7作品があるが、最初に製作された3部作以降はどの作品もテーマが変わり、原題には『チャイルド・プレイ』というタイトルは使われていない。マンシーニは、「"シリーズ7作品を製作した後、どうやって元に戻すことができるか?"と考えた時、今回は単にジャンルを変えるだけでじゃなくてメディアを変えてみようって思ったんだ。TVという大きな異なるキャンバスだと、キャラクターや登場人物の関係においても冒険できるからね」と、TVシリーズへの意気込みを語っていた。

(海外ドラマNAVI)

Photo:映画『チャイルド・プレイ』
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