本日11月30日(金)から3日間、千葉県の幕張メッセにて開催される東京コミックコンベンション2018(東京コミコン2018)。今年で3度目の開催となる。これまで来日ゲストや展示物などの情報を当サイトでも紹介してきましたが、ついに開幕! さっそくNAVI編集部スタッフが潜入してきましたので、写真たっぷりでご紹介していきましょう。
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まずは、東京コミコンのために本国から運ばれた貴重なアイテムが展示されているエリアより。映画『ターミネーター2』で、アーノルド・シュワルツェネッガーが演じるT-800が実際に乗っていたオートバイ"ハーレーダビッドソン"。今年6月にロサンゼルスで行われたハリウッドオークション(主催:プロファイル・オブ・ヒストリー)にて出品され、40万ドル(約4443万円)で落札したという世界に一台しかない逸品。そして、英国を代表するコメディキャラクターMr.ビーン(ローワン・アトキンソン)が出演したコメディ映画『ビーン』にて、縦横無尽の大活躍をした"ミニ1000"も。
会場中央にあるのは、マーベルと『スター・ウォーズ』のポップアップストア。マーベルでは、自身がアイアンマンのスーツを装着して戦うことが体験できるブースがあるのだが、装着シーンは必見! 思わず「おー!」となるはず。
『スター・ウォーズ』のポップアップストアでは、会場に来てのお楽しみということで詳しくは紹介できないのだが、感動もの。あるエピソードのシーンを体験できるのだ。時間によっては違うシーンも楽しめるという。
ワーナーブラザースジャパン合同会社ブースでは、等身大のアローバースのヒーローたちが日本のお祭りに!
スカパー!共同出展ブースでは、各チャンネルのイチオシ作品が紹介されている。FOXチャンネルでは、『ウォーキング・デッド』シーズン9で降板するアンドリュー・リンカーンが演じるリック・グライムズへのメッセージボードが立てられている。「#リックへの思いをFOXがまとめ中」を付けて、リックへ届けよう。
スーパー!ドラマTVでは、今年6月に来日した『S.W.A.T.』でホンドー演じるシェマー・ムーアのサインパネルがあり、間近で見られるチャンス! 他にもアメリカのコミコンではお馴染みの『スーパーナチュラル』からは、ウィンチェスター兄弟の等身大パネルが登場しており、フォトスポットだ。
AXNからは、12月2日(日)に先行放送される『SUPERGIRL/スーパーガール』と『ARROW/アロー』の等身大があり、迫力満点。
今年のコミコンももちろん、フードエリアも充実。22のお店が出展している中から、編集部スタッフが選んだのはこちら!
肉の匠 将泰庵(株式会社 トッペミート)の「和牛ローストビーフの肉寿司」。シャリに対して、ローストビーフは大きく食べ応え十分。それから、自然栽培の薄井農園のインスタ映え「ウルトラマン焼」。中はあんこで甘く、外はふんわり。中がカスタードクリームの「バルタン焼」も売っています。
そしてオープニングセレモニーでは、東京コミコンのために来日したトム・ヒドルストン&エズラ・ミラー&オリバー&ジェームズ・フェルプス兄弟&ピーター・ウェラー&ラーナー・ダッグバーティ&ダニエル・ローガンと、漫画家の松本零士、アンバサダーを務める中川翔子ら多数の豪華ゲストが集結した。
割れんばかりの歓声に迎えられた来日ゲストを順に紹介していこう。まず始めに登場したのは、第1回目の東京コミコンの親善大使であり、お子さんを連れて急遽出演することが決まったダニエル・ローガン。『スター・ウォーズ』シリーズでボバ・フェットを演じている。そんな彼は「コンニチハ! How are you? トウキョウ! コンバンハ! 戻って来れて本当に嬉しいです。アイラブユー!」と挨拶し、先陣を切った。
二人目は、2015年公開のインド映画『バーフバリ 伝説誕生』、続編となる『バーフバリ 王の凱旋』で世界興収300億円を記録したシリーズに出演し、主人公の従兄弟"暴君"を演じたあの人。「ハロー! 『バーフバリ』シリーズでバラーラデーヴァを演じたラーナー・ダッグバーティです。今日ここに来られて本当に光栄です。サンキュー!」と、映画同様に"ラーナー旋風"を巻き起こした。
続いては、『ハリー・ポッター』シリーズのあの音楽が流れる中、登場したジェームズ&オリヴァー・フェルプス兄弟。ロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)の双子の兄であるフレッドとジョージ役でお馴染みの二人は、「コンニチハ! 日本が大好きで、コミコンでみなさんと会えるのを楽しみにしています」と語った。
5人目の登場は、1987年の映画『ロボコップ』で主人公アレックス・マーフィことロボコップを演じたピーター・ウェラー。「コンニチハ、トウキョウ! また日本に来れて嬉しいです。とても楽しみにしていました。今は桜が咲いていないのは残念だけど、楽しみたいと思います」と述べた。『ロボコップ』は、今年で日本公開30周年という記念すべき年。
6人目は、『ジャスティス・リーグ』のバレリー・アレンことフラッシュ役や、現在公開中の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』でクリーデンス・ベアボーンを演じるエズラ・ミラー。衣装にも注目されたエズラも『ファンタビ』シリーズの音楽が流れる中登壇。何度か咳払いをしてから発せられたのは...、日本語で「ヤバイ」の一言。そして素敵な笑顔を見せた。
最後に登場した来日ゲストは、映画『マイティ・ソー』シリーズ、『アベンジャーズ』シリーズのロキや、スパイスリラードラマ『ナイト・マネジャー』ジョナサン・パインのトム・ヒドルストン。「コンニチハ! ニホンニコレテ、シアワセデス」と日本語で挨拶し、「本当にここに来られて、みなさんと会えて嬉しいです。呼んでいただけて嬉しいです」と、来日ゲストのトリということもあって大歓声で迎えられた。
また、11月12日に亡くなった『スパイダーマン』『アイアンマン』『X-MEN』といったマーベル作品の生みの親であり、第1回目&2回目の来日ゲストとして出演したアメコミ界の巨匠スタン・リーを追悼して、来日時の映像が紹介された。
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東京コミックコンベンション実行委員長の胸組光明は、「東京コミコンの恩人。今年も来ていただけるご意向があった」と明かし、「スタン・リーさんの精神はコミコンに残っている。さらにコミコンをスタン・リーさんが期待できるものにしていきたい」と決意を語った。
最後の撮影タイムでは、東京コミコン2018のアンバサダー中川翔子が、生のトムヒに大興奮。気さくに肩を組むトムに「アイラブユー、グッドスメル!」と伝えた。
第3回東京コミコンの幕開けを盛り上げてくれた来日ゲストは期間中、写真撮影会やサイン会に参加。オープニングセレモニーには姿を見せなかったが、映画『アベンジャーズ』シリーズでクリント・バートンことホークアイ役や、『ミッション:インポッシブル』のウィリアム・ブラント役などで知られるジェレミー・レナーも、明日からの2日間登場する。
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<東京コミックコンベンション2018(東京コミコン2018)>
【主催】株式会社東京コミックコンベンション、東京コミックコンベンション実行委員会
【日時】2018年11月30日(金)、12月1日(土)、2日(日)
【場所】幕張メッセ
【公式サイト】https://tokyocomiccon.jp
【当日入場券】※チケットぴあで発売中
一般 3,500円(税込)/中高生 2,500円(税込)
Photo:東京コミコン2018