米CBS All Accessで配信している『スター・トレック』の新シリーズ『スター・トレック：ディスカバリー』が、シーズン3へ更新されることが明らかになった。米Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じている。
この新シーズンには、シーズン2から参加している脚本家のミシェル・パラダイス（『オリジナルズ』）がショーランナーに昇格し、アレックス・カーツマンと共に製作に関わる。シーズン2の途中に、グレッチェン・J・バーグとアーロン・ハーバーツが製作総指揮を降りていた。
カーツマンは、パラダイスの昇格について以下のように述べている。「ミッシェル・パラダイスは、シーズン2の途中から参加しましたが、『スター・トレック』の猛烈な知識を持って現場にエネルギーをもたらしてくれました。彼女は、キャラクターとストーリーをよく把握しており、素晴らしい集中力で、この作品の伝説を確かなものにするため尽力を尽くしてくれています。彼女の新鮮な視点をいつも楽しみにしています。私と彼女がこの作品の正式な製作者だと言えることを誇りに思います」
また、CBS All Accessオリジナルコンテンツ副社長のジュリー・マクナマラは、「シーズン2は、視聴率でも、そしてファンの反響という意味でも、我々の期待をはるかに超え大成功を収めました。カーツマンとパラダイス指揮により、この作品、そしてフランチャイズされる作品がこれから何年先までも成功し続けることを楽しみにしております」とコメントした。
クリエイターのカーツマンは、CBS All Accessから2500万ドル（約27億円）の契約で同シリーズのフランチャイズを任されており、すでにミシェル・ヨー（『クレイジー・リッチ！』）が演じるフィリッパ・ジョージャウ船長役を主人公とするスピンオフの製作は決定している。秘密組織であるセクション31でのジョージャウ船長の物語だ。
その他にも、コメディアニメシリーズ『Star Treck:Lower Decks（原題）』と、さらに複数のアニメシリーズの企画や、パトリック・スチュワート演じる『新スター・トレック』のジャン・リュック・ピカード艦長を主役にしたスピンオフ版も製作される予定。こちらは、艦長を務めていたピカードの時代は終わり、彼の"その後の人生"が描かれると言われている。
まだまだ世界が広がっていく『スター・トレック』シリーズ。『スター・トレック』ユニバースの最新シリーズ『スター・トレック：ディスカバリー』シーズン1＆2はNetflixにて配信中。見どころや作品レビューは海外ドラマNAVI作品データベースをチェック！（海外ドラマNAVI）
Photo:『スター・トレック：ディスカバリー』シーズン2より
