米HBOで1998年から6シーズンにわたり放送され、女性を中心に社会現象を巻き起こすほどの人気シリーズとなった『セックス・アンド・ザ・シティ』(以下『SATC』)。本作の主人公キャリー・ブラッドショー役はサラ・ジェシカ・パーカーが演じていたが、『リバーデイル』などに出演しているメッチェン・エイミックがキャリー役を断っていたことが明らかとなった。豪news.com.auが報じている。
-
あれから20年…『SATC』4人のキャスティング秘話
今から20年前、クリエイターのダーレン・スターは女性の友情と恋愛関係を描く新しいドラマのためのオーディションを行っていた。そのドラマこそ、今なお多くのファンに愛されている『SEX AND THE CITY』(以下『SATC』)。『ビバリーヒルズ高校/青春白書』や『メルローズ・プレイス』などを生み出してきたヒットメーカー…
米New York Postのインタビューでメッチェンは、もう少しで『SATC』に主演するところだったことを明かした。「『SATC』は、私が『Central Park West(原題)』で演じたキャラクターのスピンオフだったから、出演をオファーされていたの。だけど私の子どもたちがまだ幼くて、他の1時間枠のドラマシリーズに出演する気になれなかったのよ。今振り返れば、『SATC』の仕事を受けるべきだったかもしれないけど、シリーズでのサラ・ジェシカが素晴らしかったから、間違いなく彼女にピッタリだったと思うわ」とコメントしている。
そして、メッチェンが逃した大役はキャリーだけでないことも付け加えた。「もう少しで、『ギルモア・ガールズ』にキャスティングされるところだったんだけど、放送局が私は親に見えるほど老けていないと感じたらしいわ」とも述べている。ちなみに、メッチェンが演じていたかもしれないローレライ・ギルモア役を獲得したのは、ローレン・グレアム(『恋とスフレと娘とわたし』)だった。
メッチェンは、鬼才デヴィッド・リンチが手掛けたサスペンスドラマ『ツイン・ピークス』のシェリー役で注目され、映画版『ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間』とリブート版『ツイン・ピークス The Return』にも続投。『リバーデイル』では、メインキャストのベティの母親アリス・クーパー役を演じ、犯罪ドラマ『ホワイトカラー』や『ゴシップガール』『ダメージ』などにもゲスト出演している。
『リバーデイル』はNetflixで配信中。作品見どころやレビューは、海外ドラマNAVI作品データベースをチェック!(海外ドラマNAVI)