科学の知識と機転を利かせてミッションを遂行していく米CBSで放送している『MACGYVER/マクガイバー』。そのシーズン3に、映画『ロボコップ』(1987年)で主人公アレックス・マーフィことロボコップを演じたピーター・ウェラーが悪役として登場することが明らかになった。米TV Lineなど複数のメディアが報じている。
【関連記事】ピーター・ウェラーも来日した東京コミコン2018
『マクガイバー』は、不発弾処理専門家として米軍に勤務した後、リクルートされたマクガイバー(ルーカス・ティル『X-MEN』シリーズ)が、秘密組織フェニックス財団のエージェントとなって、世界を救うため様々なミッションに赴く犯罪アクションドラマ。
人気アクションドラマ『HAWAII FIVE-O』も手がける本作のショーランナーであるピーター・M・レンコフは、ピーターの演じるキャラクターについて述べた。「ピーター演じるメイソンは、頭の切れる悪役なんだよ。ルーカスがたしかこの展開を提案したと思うが、ピーターの役は"悪者バージョンのマクガイバー"なんだ。マクガイバーと同じような知能、技術を持ち、それを悪事に利用するような人物だよ」
ピーターの演じるマンソンは、米国で5月10日(金)に放送されるシーズン3のフィナーレに登場する予定。レンコフは続けて、「願わくば、本作がシーズン4に更新され、マンソンとの物語をもっと広げられるといいのだけれどね」と次への展開を語った。
ピーターは、俳優の傍らTVシリーズなどで監督も務めている。本作でもシーズン2の第20話「超高層ビル-電力」やシーズン3第4話「Guts+Fuel+Hope」でメガホンを取っている。さらに、『HAWAII FIVE-O』シーズン3の第15話「復讐の薬きょう」では、ゲスト出演と共に監督も務め、活躍の場を広めている。そのほか、『私立探偵マグナム』でも監督として活躍している。
俳優としてのピーターの出演作には、映画『バトルヒート』や『スター・トレック イントゥ・ダークネス』、『サン・オブ・アナーキー』『FRINGE/フリンジ』『デクスター ~警察官は殺人鬼』『ザ・ラストシップ』『24 -TWENTY FOUR-』などがある。
マクガイバーと同じくらいキレる悪役を、ピーターがどのように演じるのか期待したい。『MACGYVER/マクガイバー』の見どころなどは、海外ドラマNAVI作品データベースにて。(海外ドラマNAVI)
Photo:
ピーター・ウェラー
(c)NYPW/FAMOUS