『アリー・myラブ』のあのキャラ、今なら逮捕されてる?

米FOXにて1997年から2002年まで放送され、エミー賞とゴールデン・グローブ賞で作品賞に輝いた人気リーガルドラマ『アリー・myラブ』のリチャード・フィッシュ役でレギュラー出演していたグレッグ・ジャーマンが、同作の続編の可能性についてコメントし、自身が演じた役の現在のイメージについて語った。英Digital Spyが報じている。

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『アリー・myラブ』は、ハーバード卒の弁護士アリー(キャリスタ・フロックハート)が恋愛に悩みながらも仕事に邁進する姿を、ユーモアを交えてハートフルに描いたリーガルコメディドラマ。一人の女性として悩み奮闘するアリーの姿と一風変わった面々が揃う法律事務所の日々がコミカルに描かれ、社会現象を巻き起こすほどの人気作となった本作は、放送終了から15年以上が経つ現在でもファンから続編を望む声が上がっている。

しかし、主人公アリーの大学の同級生であり、物語の舞台となるケイジ&フィッシュ法律事務所でシニアパートナーを務めるリチャード・フィッシュを演じていたリチャードは、Digital Spyのインタビューで続編の可能性を否定。「可能性は低い」とコメントするとともに、もし復活させるならば、クリエイターのデイビッド・E・ケリーの参加が必須だと話した。さらに、今の時代が舞台になるとしたら、自身のキャラクターにとって良いことばかりではないだろうと危惧の念を抱いていることも告白している。

「デイビッドがやれば、きっとうまく創り上げるだろう。誰かから聞いたけどデイビッドは、『もし番組が復活して自分が関わるなら、女性のショーランナーが必要だ』と言っていたみたいだね。僕のキャラクターは数々のセクシュアル・ハラスメントで刑務所に入っているだろうな。それも意外と面白いかもしれない。笑えるかどうかは分からないけど、不適切ながらも何かしらのユーモアは見出せるだろうね」

続けて、「今の#MeTooの問題はリチャードにも関わってくることだと思うけど、やり方によっては大問題に発展する可能性もあるからデイビッドがやらないとダメだろうね」と話し、男女平等だとして事務所のトイレを男女共有にしたり、女性のたるみなどに対する独自の哲学を披露していたリチャードについてファンも納得(?)の展望を想像した。

現在グレッグは米ABCの大人気医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』にトーマス・コラシック医師役で出演している。ちなみに同役の専門は神経外科だ。(海外ドラマNAVI)

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『アリー・myラブ』シーズン3
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