DCドラマ『レジェンド・オブ・トゥモロー』シーズン5でレギュラーキャスト二人が降板

DCの人気ドラマ『ARROW/アロー』や『THE FLASH/フラッシュ』でおなじみのヒーロー&ヴィランが夢の競演を果たす『レジェンド・オブ・トゥモロー』。来年1月から米国でシーズン5の放送がスタートするが、この新シーズンをもって二人のレギュラーキャストが降板することが明らかになった。米Deadlineが伝えた。

このほど降板が決まったのは、アトムことレイ・パーマー役のブランドン・ラウスと、ノラ・ダーク役のコートニー・フォード。製作総指揮のフィル・クレマー、グレイニー・ゴッドフリー、ケト・シミズは「ブランドンとコートニーは、『レジェンド』ファミリーのとても大切なメンバーです。常に彼らのキャラクターとこのドラマに対し、私たちが深く感嘆するほどの情熱をもたらし、共に作品作りをしてくれたことに感謝しきれません」とコメントを寄せた。

二人の降板は、クリエイティブな理由によるものとのこと。10月から彼らが参加する最後の撮影が行われる予定だが、シーズン5のどのタイミングで去るのかは、現時点では明かされていない。

またプロデューサーたちによれば、タイムシップの"ウェーブライダー"から離れたエピソードで将来的に二人が復帰する可能性は残されているという。「私たちは二人のキャラクターが大好きです。今後、シップを降りた二人の人生がどのようになっているのか、確認できればと思っています」

コートニー演じるノラは、悪役ダミアン・ダーク(ニール・マクドノー)の娘で、シーズン3で初登場。シーズン4でレギュラーに昇格したばかりだった。

また、年末にはアローバースのクロスオーバー「Crisis on Infinite Earths(原題)」が放送されるが、ブランドンはこのエピソードでスーパーマンに扮することが発表されている。ブランドンにとっては、2006年公開の映画『スーパーマン リターンズ』以来、13年ぶりのスーパーマン役となる。だがこのニュースで気になるところは、世界観を共有しているアローバースの一つ『SUPERGIRL/スーパーガール』に、すでにタイラー・ホークリンが演じるスーパーマンがいることだ。どのようにブランドンのスーパーマンが登場するのか―、また二人のスーパーマンは並ぶのか―、どのように展開されるのだろうか。

『レジェンド・オブ・トゥモロー』シーズン5は、米CWにて2020年1月から放送予定。視聴記録やレビューは、【海外ドラマNAVI作品データベース】をチェック。(海外ドラマNAVI)

Photo:『レジェンド・オブ・トゥモロー』 (c) and TM DC Comics (c) Warner Bros. Ent. Inc.