『レジェンド・オブ・トゥモロー』を降板したアトム役ブランドン・ラウス、シリーズでの経験を振り返る

米CWのDCスーパーヒーロードラマ『レジェンド・オブ・トゥモロー』で5シーズンにわたりアトムことレイ・パーマー役を演じ、シーズン5をもって降板したブランドン・ラウスがシリーズに出演した経験を振り返っている。

ブランドンは2006年に公開された映画『スーパーマン リターンズ』でクラーク・ケント/スーパーマンを演じ、昨年12月にはアメリカで放送された『Batwoman(原題)』のクロスオーバーエピソードにも同役で出演した。そして『ARROW/アロー』でアトム/レイ・パーマー役を獲得し、『THE FLASH/フラッシュ』『SUPERGIRL/スーパーガール』にも出演するなど、DCユニバースに欠かせない存在となっていた。

米Entertainment Weeklyがインタビューで、『レジェンド・オブ・トゥモロー』シリーズでアトム役を演じた経験についてブランドンに質問をぶつけた。

Q:「シーズン1を振り返って、最初に思い浮かぶことは何ですか?」

「最初のエピソードで、ドミニク(・パーセル)とウェントワース(・ミラー)と一緒に、マンションの中と外で撮影した全シーンを覚えてるよ。家に忍び込んで繁みに隠れてすごく楽しかった。いくつかのコメディ要素がそこで浸透し始めて、3人のキャラクターの関係が始まった。それで、僕たちが家の中に入るとアラームが鳴り始めて檻に閉じ込められてしまい、レナード(ウェントワースの役)とレイ(ブランドンの役)が盗みと正しいことすることについて一対一の会話をするんだ。それが、自分のことをイイ奴だと思うかどうかレイが自問自答し、他の人が歩んできた道のりや人生経験が違うことを理解し、人が時々誤った決断をしたからといって、その人が悪い人間ではなく、グレイ・ゾーンがあると理解する最初のシーンだった。そして、レイが登場したシーズンを通して、光と闇、そして善悪のバランス、ルールを守るか破るかどうかを学ぶことは、彼を象徴するテーマだったと言えるだろう。キャプテン・コールド(ウェントワースが演じたレナード・スナート)とヒート・ウェーブ(ドミニクが扮したミック・ローリー)は、レイの体験を手伝う上で非常に重要だったんだ」

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Q:「奇妙な組み合わせはシリーズの中核ですが、一番お気に入りのコンビはありますか?」

「シーズン1では、いつだってレナードとミックとのシーンが大好きだった。確かミックが刑務所にいて、彼が房で拷問を受けていた時のやり取りは本当にクールだったと思う。シーズンが進むにつれてミックと僕の共演は少なくなり、シーンは短く気の利いたセリフを言うだけだったけど。最近は、そんなに二人の関係が描かれてないね。

それから、前シーズンではコンスタンティンとのコンビも好きだったな。人生における異な視点やお互いから学べる点について、またもや真逆のキャラクターだけどね。あと、明らかに(歴史家の)ネイトとレイは似た者同士だからすごく楽しかった。コメディ的にニック・ザーノとの仕事は最高だったし、即興をシーンに加えて脚本にあったブロマンスを生み出すのも楽しかったよ。機会さえあれば、いつもで僕たちはさらに上を目指してた。

最後に、ノーラとはすごく良いペアだったな。また真逆のキャラクターだけど、ミックとレナードとの旅が始まった時に、レイが辛い過去を持つノーラを変えることができて、人生の異なる視点へ導き彼女を助けたことで、レイが自分の経験を極めるんだ。また彼女は悲劇を通して、強くも情熱的にもなれるとレイが理解できるよう助けた。それに、レイとは真実へ辿り着く異なる道を持っていて、違う視点で世界を見ている彼女の存在により彼は目を見開かされるんだ。レイは、ヒーローになる道はひとつじゃないと学んだのさ」

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Q:「ショーランナーが、時空飛行艇のウェーブライダーを人々が集まり自分自身を見つけて成長し、進化する場所として見ていることは知っています。この5年間は、俳優としての成長に役立ったと思いますか?」

「明らかにね。自分は大きく成長したよ。単なる人生経験による成長もあるけど、その大部分はシリーズに関係している。僕は間違いなく、より熟練したコメディ俳優になったし、コメディ演技の能力と製作チームが番組で与えてくれた即興を演じる自由――、それがエピソードで使われるかカットされるかは問題じゃなく、その機会を与えてくれたことが僕にとっては素晴らしかった。

長期にわたってひとつのキャラクターを演じ、レイが体験した旅を辿り、自分の人生における光と闇のバランスを見つけることは僕にとってすごく大事なことだった。僕は多くの点でレイとすごくよく似ているから、彼の旅は僕の旅であり、その逆の多くの点においても同じだよ。そのバランスを見つけることができたことは、大きな糧となった。それに7年前に父親になって、そのうちの5年間はレイを演じたし、その経験と息子を持ったことで成長したよ」

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ブランドンはシーズン5をもってレイ・パーマー役を降板してしまったが、すでに『レジェンド・オブ・トゥモロー』はシーズン6へ更新され、これからも物語は続いていく。(海外ドラマNAVI)

Photo:『レジェンド・オブ・トゥモロー』 (c) and TM DC Comics (c) Warner Bros. Ent. Inc.