エリザベス女王の妹、新マーガレット王女役が決定!『ザ・クラウン』ファイナルシーズン

英国女王エリザベス2世の治世を描いたNetflixの人気ドラマ『ザ・クラウン』。年代ごとにキャストが一新されることでも知られる本作で、ヘレナ・ボナム・カーター(『ハリー・ポッター』シリーズ)からマーガレット王女役を引き継ぐキャストがこの度、明らかになった。米Deadlineが報じている。

今年1月にシーズン5で終了することが発表された本作。すでに新エリザベス女王役には、映画『ハリー・ポッター』シリーズのドローレス・アンブリッジ役で知られるイメルダ・スタウントンがキャスティングされている。

そして今回、そのエリザベス女王の妹マーガレット王女を演じることに決まったのは、2017年公開の映画『ファントム・スレッド』でオスカーにノミネートされたレスリー・マンヴィル。

レスリーは「マーガレット王女を演じることに、これ以上の幸せはないでしょう。バトンは、二人のすばらしい女優から引き継がれており、私は本当にその足を引っ張りたくありません。さらに、親愛なる友人であるイメルダ・スタウントンと姉妹を演じることは嬉しい限りです」とコメント。

これまで、シーズン1と2ではヴァネッサ・カービーがマーガレット王女を演じ、シーズン3と4ではヘレナ・ボナム・カーターが扮している。

今回姉妹を演じることになったレスリーとイメルダは、映画『マレフィセント』シリーズでオーロラを育てる妖精、フリットル役とノットグラス役で共演している。レスリーはその他、『Harlots/ハーロッツ 快楽の代償』『LAW & ORDER: UK』などドラマにも出演し、数々の作品で活躍。2015年には大英帝国勲章を授与されている。

『ザ・クラウン』は、シーズン4が今年の後半に配信を予定しており、ファイナルとなるシーズン5は来年撮影予定と伝えられている。シーズン1から3が現在Netflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ザ・クラウン』の歴代マーガレット王女役 ヴァネッサ・カービー、ヘレナ・ボナム・カーター、レスリー・マンヴィル (C)FAM020/FAMOUS