『NCIS』ギブスがリタイアするのはいつ?企業トップが予想する結果とは...

大ヒット犯罪捜査ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』。本国ではシーズン18に突入した長寿シリーズだが、シーズン1から登場しているマーク・ハーモン演じるリロイ・ギブスの引退時期について各企業のトップが語っている。米Cheatsheetが報じている。

コーヒーメーカーのホームグラウンドズの創設者でありCEOのアレックス・アズーリは、キャリアの中でこれ以上学ぶことややることがないと感じたときは、そろそろ引退の時期かもしれないと語った。

「リタイア時期の第一のサインは、もう上昇志向がなくなった時、またはそれに対する欲求がないと感じたときです。自分の専門分野についてすべて学び切ったと感じ、もうこの仕事をやり遂げたと思ったときなのです」

実は本作のシーズン16第23話「英雄の最期」でセラピストのグレイス・コンファローン医師(ローラ・サン・ジャコモ)はギブスにいつリタイアする予定なのかと尋ねている。だがギブスは引退の予定はないと答えていた。「自分が今していることがなくなったら、何をしたらいいのか不安だ」ギブスは仕事を辞めたら自分には何も残らなくなるのではないかと恐れているという。妻のシャノンと娘のケリーは亡くなっているし、元妻たちはいるがほぼ独り身の存在ゆえに、引退後にギブスには何も残らない。NCISの仕事が彼の生きがいなのだ。ギブス本人のアイデンティティは仕事に結びついており、目的意識を与えてくれる。この仕事がなければ孤独を感じるだろう。

では引退後ギブスはどうするのか。退職を決意した場合、彼は次に何をすべきかを考えておくべきだ。そうでないと退屈だろうし、彼には毎日ベッドから起き上がる理由が必要なのだ。

人生設計のコンサルティング会社であるエイジ・ブリリアントリーのCEOであるジェリー・カーンは、「何からリタイアするのかではなく、何に向けてリタイアするのかということを考えるのが得策」と述べている。

「計画なしのリタイアメントは、みなさんが思っている以上に難しいものになるかもしれません。"ハネムーン"のような引退初期の段階では素晴らしいと思われるかもしれませんが、その後、退屈したり、幻滅したり、孤立したり、または抑うつ状態に陥ることもあるのです」

新たに始まったシーズン18では、ギブスの心理状態やダッキーとの出会いなどが明らかになる。本作の製作総指揮は、視聴者がそれぞれのキャラクターをより深く見て、彼らの私生活についてより詳しいことを知るようになると語っている。まだまだギブスの活躍が楽しみな『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン18は、米CBS毎週火曜日に放送中。(海外ドラマNAVI)

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