Netflixオリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン4に加わる新キャスト8人が発表された。その顔ぶれは大ヒットファンタジー映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズと人気ホラー『エルム街の悪夢』シリーズ、大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』でおなじみの顔ぶれなど、多彩な面々となっている。それぞれの役柄とともに紹介しよう。
一人目は、『エルム街の悪夢』シリーズで主人公の殺人鬼フレディ役を演じ、以降も多くのホラー作品に出演しているロバート・イングランド。これまで何度も観る者に恐怖をもたらしてきた彼は、1950年代に猟奇的殺人事件を起こして精神病院に収監されたヴィクター・クリールに扮する。
二人目は、『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』でジョニー・デップ演じる主人公の娘に恋するアンソニーを、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』と『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ではジョニー演じる魔法使いグリンデルバルドの若き日に扮するなど、ジョニーと関係の深いジェイミー・キャンベル・バウアー。残念ながらシリーズ化は実現しなかった『ゲーム・オブ・スローンズ』スピンオフドラマのパイロットにも出演していた彼は、『ストレンジャー・シングス』では精神病院で働く優しい男ピーター・バラードを演じる。
『ゲーム・オブ・スローンズ』といえば、アリア・スタークを凄腕の暗殺者にさせたジャクェン・フ=ガーを演じたトム・ヴラシアも登場。頭が良くて魅力的だが、信頼できる人物かは分からないロシアの看守ドミトリを演じる。
同じくロシアから密輸業者のユーリを演じるのは二コラ・ジュリコ。ユーゴスラビア出身で近年はブラッド・ピット主演映画『ワールド・ウォーZ』やアンジェリーナ・ジョリー監督作『最愛の大地』にも出演している彼が演じるユーリは、ジョークとお金、そしてピーナッツバターが好きなキャラクターだ。
さらに、青春映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティデビュー』のほか、Netflixのモキュメンタリー(疑似ドキュメンタリー)『アメリカを荒らす者たち』にも出演していたエドゥアルド・フランコは、ジョナサン(チャーリー・ヒートン)の新たな友人アーガイル役に。
エドゥアルドと同じく若手のメイソン・ダイは、ハンサムでスポーツが得意なスター、ジェイソン・カーヴァーを演じる。メイソンは、Amazonの刑事ドラマ『BOSCH/ボッシュ』にシーズン5から登場したトム・ガリガン役でおなじみだ。
7人目は、ドミニク・ウェスト(『アフェア 情事の行方』)主演の『レ・ミゼラブル』のアンジョルラス役や『ディケンジアン』のアーサー・ハヴィシャム役で知られ、『私立探偵ストライク』新シーズンにも出演するジョセフ・クイン。『ストレンジャー・シングス』ではおなじみのゲーム「ダンジョン&ドラゴンズ」のクラブをホーキンス高校で運営するエディ・マンソンを演じる。
そして、『バッドランド ~最強の戦士~』でナサニエル・ムーンを演じ、『NCIS』『CSI』といった大人気フランチャイズシリーズで度々ゲストを務めるシャーマン・オーガスタスが演じるのは、新たな保安官のサリヴァンだ。
果たして新メンバーたちは、おなじみのメンバーとどのように絡んでいくのだろうか? 『ストレンジャー・シングス 未知の世界』待望のシーズン4は2021年独占配信予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:
(上段左から)ロバート・イングランド、ジェイミー・キャンベル・バウアー、
エドゥアルド・フランコ、ジョセフ・クイン、シャーマン・オーガスタス、メイソン・ダイ、二コラ・ジュリコ、トム・ヴラシア