映画『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞監督賞を受賞した韓国出身のポン・ジュノ監督が2013年にメガホンを執った映画『スノーピアサー』の同名ドラマ版がシーズン2の放送開始前に、シーズン3への更新が決まった。米TV Lineらが報じている。
1982年に発表されたフランスのグラフィック・ノベル「Le Transperceneige」を原作としたクリス・エヴァンス（『アベンジャーズ』シリーズ）主演による映画版『スノーピアサー』は、寒冷化によって人類の大半が死滅した世紀末的な未来が舞台。全生存者を乗せて走り続ける巨大列車の中で繰り広げられる劣悪な差別や階級差、そして凄絶な反乱の行方が描かれた。
2020年に放送が始まったドラマ版の方では地球温暖化を遅らせようと試みるが、誤って世界の表面を凍結した未来が舞台となっている。
『スノーピアサー』のシーズン2は、米TNTにて1月25日（月）にプレミア放送予定（日本ではNetflix）だが、その1週間前に今回の更新が発表された。
本作のクリエイターでショーランナーのグレーム・マンソン（『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』）は、今回の報道を受けて以下のようにコメントを発した。
「メラニーは、娘アレクサンドラとは簡単には抱き合って喜びを分かち合うことはできないようです。理由の一つは、（スノーピアサーを建造した）ウィルフォードのカリスマ性と能力についてはまだはっきりしていないからです。私たちはメラニーと彼の話を通してウィルフォードがどういう存在が考えています。アレクサンドラはビッグ・アリスでどんな人生を送ってきたのでしょうか。彼女は母親メラニーの何を信じているのでしょうか。このような疑問点から、新シーズンは始まっていきます」
ドラマ版には、ジェニファー・コネリー（『ビューティフル・マインド』）、ダヴィード・ディグス（『ハミルトン』）、イド・ゴールドバーグ（『ピーキー・ブラインダーズ』）、アリソン・ライト（『ジ・アメリカンズ』）、ショーン・ビーン（『ゲーム・オブ・スローンズ』）らが出演している。
『スノーピアサー』シーズン2は、Netflixにて1月26日（火）より独占配信。（海外ドラマNAVI）
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『スノーピアサー』シーズン2
