
「オーファン・ブラック 暴走遺伝子」の作品情報
- 作品名:オーファン・ブラック 暴走遺伝子
- 原題:Orphan Black
- 製作国:カナダ
- 放送局:Space
- 製作年:2013
「オーファン・ブラック 暴走遺伝子」のあらすじ・ストーリー
根なし草で前科者のシングルマザー、サラは娘と一緒に人生をやり直そうと考えていた。そんな時、サラは自分とそっくりな女性・ベスが自殺する現場を目撃する。その後ベスになりすまし、彼女の貯金を奪って逃走資金に充てようとするが、ベスの職業が刑事だった。正体を知られまいと四苦八苦する彼女の前に、またしても自分と瓜二つの別人が現れる。やがて自分がクローン人間であることを知るサラ。しかも、何者かがクローンを一人また一人と抹殺しているという。彼女はクローンたちと協力し真相を究明しようとする。サラたちの命を狙う暗殺者は誰なのか。違法であるはずのクローン人間がどういう理由で作られたのか。サラ達は危険を顧みず、自分たちの出生に隠された秘密と陰謀を暴いていく。
「オーファン・ブラック 暴走遺伝子」の見どころ
なんといっても主人公サラを演じるタチアナ・マズラニーの演技力が素晴らしい。母国語や性別、職業や育った環境が異なる10以上の登場人物を同時に演じており、第68回エミー賞主演女優賞を受賞した。また、SFサスペンスであると同時に、クローンたちの友情や家族愛が描かれているヒューマンドラマで、生まれてきた意味、人生とは何かを語りかける脚本も素晴らしい。更に、同時に何役も演じるタチアナのキャラクターたちが同画面に存在して会話を披露する映像テクノロジーも目を見張るものがある。コミカルなシーンも多数あり、アクション満載のスリリングな展開の中でも繰り広げられるキャラクター達の滑稽なやり取りも見どころだ。