『ブリジャートン家』ダフネ役フィービー・ディネヴァー、あのシーンの撮影でパニックになっていた

英摂政時代を描くNetflixの新作ドラマ『ブリジャートン家』。現在、最注目ドラマとも言われる本作で、社交界の舞台を踏む主人公ダフネ役を演じるフィービー・ディネヴァーが、撮影時の心境や、女優としての本心についてインタビューで話している。米Insiderが伝えた。

それは第3話「失神という技」のこと。ダフネが母のバイオレット(ルース・ジュメル)を伴い舞踏会の会場に到着すると、大階段の上に立つ彼女を会場にいる全員が見上げるという場面を振り返ったフィービー。ダフネは堂々とした表情でフリードリヒ王子(フレディ・ストローマ)をはじめとするゲストたちを見下ろしながら階段を降りるが、このシーンが「最も難しいシーンの一つだった」と英Graziaのインタビューで明かしている。

「誰もが、朝起きた時に気分が良くなくて誰にも会いたくない、と思う日があると思う。カメラの前でも。そのシーンの撮影の日はまさにそんな気分で、気分がいいとは言えない状態だった」また、セットの中では"パニック発作"を起こしていたことも告白した。

本作は、12月25日の配信開始から4週間で6300万世帯が視聴し、Netflixのオリジナルシリーズでは歴代第5位の視聴数を獲得するほど大ヒットを記録。ドラマのヒットに伴い出演者たちもスターダム街道を駆け上がっているが、フィービーは「名声には潜在的な脅威があると思う」と冷静にコメント。『ブリジャートン家』という作品のことは誇りに思っているものの、「他に私自身を知ってもらいたいと思うことはなかった」と自身が注目されることは望んでいないと打ち明けた。

正式な発表はされていないが、シーズン2への更新を期待する声も大きく、もし実現するのであれば、フィービーは兄弟の物語に焦点を当てたいという。ダフネの恋物語の結末には満足しているとした上で、「今度はアンソニー(ジョナサン・ベイリー)の恋物語に参加するべきだと感じています」と米Town & Countryに話した。

『ブリジャートン家』はNetflixにてシーズン1が独占配信中。(海外ドラマNAVI)

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『ブリジャートン家』©LIAM DANIEL/NETFLIX