大ヒット医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』のイジー・スティーヴンス役や、リーガルドラマ『SUITS/スーツ』シーズン8の弁護士サマンサ役で知られるキャサリン・ハイグル。私生活では3人の母である彼女が子育てについての考えを語った。米Popsugarが報じている。
2007年にミュージシャンのジョシュ・ケリーと結婚したキャサリンには、2009年に韓国から養子縁組でナーリーちゃん(12)を、2012年に同じく養子縁組で迎えたアフリカ系のアデレイド(8)ちゃん、そして初めての実子で第3子のジョシュアくん(4)がいる。そんなキャサリンはこれ以上子どもを持たないと決めたという。その理由と子どもたちへの教育について話した。
「子どもは大きくなるにつれて、いっぱい質問をするようになる。私たちは娘にこう言ったの。"これはあなたたち自身の物語よ。あなたたちの本当のお父さんのことは知らないの。でも血が繋がっているお母さんについては少し知ってるわ。もし彼らについてもっと話したいのであれば、いくらでもそうしていいし、しなくてもいい。どのくらい知りたいかを教えてくれたらいい"とね」
また、キャサリンの子どもたちは両親のセレブなステータスについて常に色々と周囲から言われているという。「先日、アデレイドが学校から帰ってきて、友達との会話を実演で教えてくれたの。"OMG! あなたのお父さん音楽やってるの! お母さんは映画に出てる!"と言われて、彼女は"うん、知ってる"と言ったみたい。両親は有名人、わかってるとね。でもナーリーにとっては、それはちょっと恥ずかしいことみたい。でも幸いなことに私たちは12年間この同じ地域にいる。だから子どもたちは他の人たちと同じように私たちが普通に生活しているところを見ているの。騒動やパパラッチには縁遠いところで」
キャサリンはまた、子どもたちにスマートフォンを与えることに関してはかなり厳しくしているという。なぜならソーシャルメディアの使用について懸念しているからだ。
「ナーリーは携帯電話を持っていなくて、同じ学年にはそういう子は彼女ともう一人しかいないようなの。だから娘は私のiPadをこっそりと使って、私の許可なしにTikTokのビデオを作っているわ。彼女は私のことを暴君だと思っているのは分かっているけど、あれくらいの年齢の子たちにSNSが与える影響を心配しているから。Netflixドキュメンタリーの『監視資本主義:デジタル社会がもたらす光と影』を見たわ。だから、"いいよ、お母さんのことを嫌いになっても。だってあなたのためにやってるんだから!"って思っている」
新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大のために約1年間のソーシャル・ディスタンシングをしたあと、キャサリンは更に子どもを持つと言う考えを改めた。「パンデミックの前は、もう一人子どもが必要だと思っていた。里親になるか、養子縁組になるか、あるいはまた妊娠をするかどうか迷っていたのだけど、今は完全に考えが変わった。私は3人の子どもたちがいてとても幸せ」と、明かしたが、ペットを家族にすることは考えているという。
「今シェルターに、繁殖用で飼育された後に捨てられたオリーブという名前の可愛いおばあちゃん犬がいるの。我が家で最後の数年、ふかふかのベッドで過ごさせてあげたいと思ってる。あとは主人のジョシュを説得するだけね」
母としても頑張っているキャサリンは、最近ではNetflixの新作ドラマ『ファイアフライ通り』に主演。本作はクリスティン・ハナによる同名ベストセラー小説のドラマ化となり、切っても切れない親友二人の40年にわたる複雑ながらも変わらない絆を中心に描かれる。そんな作品で、キャサリンは人を惹きつける魅力を持ち、野心的かつ大胆で強い忠誠心を持つ自然体のタリー・ハートを演じている。(海外ドラマNAVI)
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