『シカゴ・ファイア』デヴィッド・エイゲンバーグ「キャストはもう家族だ」

シカゴで活躍する消防隊員の姿を描いた『シカゴ・ファイア』でクリストファー・ハーマン役を演じるデヴィッド・エイゲンバーグが、同作やシカゴシリーズの他作品に出演するキャストについての思いをインタビューで語った。米Cheatsheetが報じている。

デヴィッドは、消防士の同僚ジョー・クルースを演じるジョー・ミノソと、第1話から『シカゴ・ファイア』に出演している。作品内では二人のキャラクターは親友ではないが、出演者全員がそうであるように、二人は同作を通じて非常に親しくなったという。

現在、本国アメリカではシーズン9が放送中の『シカゴ・ファイア』だが、その第5話「My Lucky Day(原題)」で、二人は建設業者の人と一緒に燃えさかるビルの貨物エレベーターの中に閉じ込められる。当日、ハーマンはクッキーのおみくじをもらい、「幸運な日になるだろう」と言ってその日の朝が始まっていた。だが結局幸運とは正反対なことに、二人の乗ったエレベーターは途中で立ち往生してしまう。このエピソードは、ほとんどがエレベーターの中で撮影されたという極めて珍しいものだ。一般的に、一つのエピソードは複数の場所で撮影され、撮り終えるまで何日もかかることがあるからだ。

その撮影のことをデヴィッドは、「私たちが閉じ込められたエレベーターは本当に宙に浮いていたんだ」そして同じエレベーターにずっといたジョーのことについては、「ジョー・ミノソとペアを組めて本当に嬉しかった。もう10年近く本作に携わってきたので、彼とは古くから知る友人と言える仲になったんだ」と明かしている。また、このエピソードではクルースがハーマンに家族のプライベートな話を打ち明けるシーンもある。

『シカゴ・ファイア』の消防士たちは強い絆で結ばれているが、実はキャストの多くも劇中同様に仲がいい。そしてそれは、シカゴシリーズの他の作品に時々登場するクロスオーバーするキャラクターにも当てはまる。

例えば、『シカゴP.D.』でキム・バージェスを演じるマリーナ・スコーシアーティは、『シカゴ・メッド』でナタリー・マニング医師を演じるトーレイ・デヴィートと親友だ。二人は同い年で36歳。時間を見つけては一緒に食事をしたり、旅行に出かけたりしている。2020年2月、テキサス州のオースティンに女子旅を決行。屋外プールを楽しむトーレイはInstagramに「シカゴは今華氏30度よ」と氷点下のシカゴと真反対の場所にいる様子を投稿していた。

出演者の中には、シカゴの同じウェストループのマンションに住んでいる人も。マリーナや、『シカゴ・ファイア』のテイラー・キニー(ケリー・セブライド役)、『シカゴ・メッド』のヤヤ・ダコスタ(看護師エイプリル・セクストン役)などがそうだ。そしてこの建物は、『シカゴ・メッド』の舞台のメディカルセンター、そして『シカゴ・ファイア』の51分署と『シカゴP.D.』の21分署にも近い。2014年からレギュラーとして出演しているデヴィッドは、「今自分の人生では『シカゴ・ファイア』に最も愛を注いでいるんだ。未来に何が起こるかはわからない」と、以前出演していた『SEX AND THE CITY』のリバイバル版『And Just Like That...』への出演についてこう述べ、『シカゴ・ファイア』への愛を語っていた。

共演者の仲も良い『シカゴ・ファイア』シーズン8はAXNにて5月13日(木)23:00より独占日本初放送(海外ドラマNAVI)

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『シカゴ・ファイア』シーズン8 © 2019 NBCUniversal Media, LLC