『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフが追加で3本進行中!?

米HBOの大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフとなる『House of Dragons(原題)』と『Game of Thrones: Dunk and Egg(原題)』の製作が決定しているが、その他に3本の企画が進行していることがわかった。

米Varietyに情報筋が明かしたところによると、その新スピンオフとは、『メンタリスト』『GOTHAM/ゴッサム』などでクリエイターを務めたブルーノ・ヘラーが手掛けるシリーズとなり、『9 Voyages』もしくは『Sea Snake』とタイトルが付けられているという。そして、残りの2本は『Flea Bottom』と『10,000 Ships』で、脚本家は未定だと報じられている。

『9 Voyages』は、"Sea Snake(ウミヘビ)"として知られ、レイニス・ターガリエンの夫でヴェラリオン家の当主であるコーリス・ヴェラリオン卿を主人公に、シー・スネイクの船で航海する彼が描かれる。コーリスはウェスタロスで最も有名な航海冒険家で、ラニスター家を凌ぐ財力を築いた彼は世界最大の海軍を所有しているとのこと。

そして、『Flea Bottom』はキングス・ランディングの最も貧しい地区が舞台となり、『10,000 Ships』はロイナーとドーン王国へ旅して、モース・マーテル卿と結婚したナイメリア王女が主人公になるそうだ。

現時点で、HBOはこれらのスピンオフについてコメントを出していない。

すでに製作が進行しているスピンオフ第1弾『House of Dragons』は、2018年に出版されたジョージ・R・R・マーティンによる「炎と血」を下敷きに、『ゲーム・オブ・スローンズ』の300年前を舞台にターガリエン一族の歴史が描かれる。

第2弾となる『Game of Thrones: Dunk and Egg』は、マーティンの中篇小説「ダンクとエッグの物語」シリーズが下敷きとなり、サー・ダンカン・ザ・トール(ダンク)と若かりし日のエイゴン・ターガリエン5世(エッグ)の冒険が中心に。時代設定は『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作となった、マーティンの小説「炎と氷の歌」の90年前になる。

果たして、企画が進行しているという『ゲーム・オブ・スローンズ』新スピンオフ3本のシリーズ化が決定するのか、続報を待ちたい。(海外ドラマNAVI)

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