『ヤング・シェルドン』シーズン4、シェルドンに起きたあの子ども時代最大のトラウマが描かれる!?

12シーズン続いた大人気シットコム『ビッグバン★セオリー~ギークなボクらの恋愛法則』(以下『ビッグバン』)のシェルドン・クーパー(ジム・パーソンズ)の子ども時代を描くスピンオフ『ヤング・シェルドン』。本国アメリカでは現在シーズン4が放送されているが、その中で彼に起きた子ども時代最大のトラウマが描かれるかもしれない。米Screenrantが報じている。

幼少期を過ごしたテキサス州ガルベストンでのシェルドンの生活を描く本作。若かりし頃のシェルドンにとって、インパクトを残したのは父親が死の直前に浮気をしていたことだ。彼が『ビッグバン』でペニー(ケイリー・クオコ)に悲しげに語ったように、早く大学から帰ってきた彼は、父ジョージ(ランス・バーバー)が別の女性とベッドにいるところに偶然立ち入ってしまったとことを明かしている。このことが、シェルドンがドアを3回ノックし始めるきっかけになった。

この時彼はすでに正式に大学に入る前の夏を過ごしており、この悲劇的な経験は『ヤング・シェルドン』でももうすぐ起こると考えられる。そして、シーズン4第5話「A Musty Crypt and a Stick to Pee On(原題)」がこのトラウマとなる兆候になるかもしれないと予想している。

このエピソードでは、シェルドンの母メアリー(ゾーイ・ペリー)と父ジョージはフットボールコーチの会議のためサンアントニオで数日過ごす。だがシェルドンの父親は最初、意図的にこの旅行のことを妻メアリーに話していなかった。だが、ジョージの同僚がたまたまメアリーに口を滑らせてしまい、メアリーは旅行のことを知る。シェルドンの母親メアリーは隠されていたことに動揺し、夫婦間に不和をもたらす結果となった。結局は夫婦と同僚夫婦でサンアントニオに行くことになったが、ドライブ中も夫婦喧嘩は続く。

ちなみに、同乗していたジョージの同僚夫婦は、クーパー夫婦とは真逆の性格で今でもお互いを褒めあい愛し合っていた。そんな夫婦にイライラするジョージだったが、同僚夫婦のサポートもあり、メアリーとジョージはお互いに日々感謝していることを伝え、仲直りする。

ジョージの同僚はコミュニケーションの大切さを強調。メアリーは、自分の夢や欲求を犠牲にしてまでも、家族のために一生懸命働いているジョージに感謝していると伝えた。だからこそ、シェルドンが言ったように彼がそんなメアリーを裏切る姿は想像できないかもしれない。しかし面白いことに、妻の言葉の後、ジョージは涙目になったが罪悪感に満ちたような表情をしていたので、感謝の言葉を聞いたことに感動しただけではないのかもしれない。それはまるで自分が悪いことをしてしまったと後悔しているかのようでもあった。よってこのエピソードが、ジョージの秘密の浮気の始まりになるのかもしれない。

『ヤング・シェルドン』は、すでに『ビッグバン』内の設定をいくつも変えてしまっているが、シェルドンにとって大きなトラウマであり、オリジナル版でも語られたこの浮気の話はなかったことにはできないだろう。それを描くとしても、ジョージが悪者に見えないようにする方法もある。だがシェルドンは完璧な記憶力を持っているので一度見たという主張をごまかすことはできないだろう。

『ヤング・シェルドン』シーズン1~2は、U-NEXT にて見放題独占配信中(海外ドラマNAVI)

\『ヤング・シェルドン』を見るならココ!/

【U-NEXT】で観る

(2021年4月時点での情報です)

Photo:

『ヤング・シェルドン』
© Warner Bros. Entertainment Inc.