『スター・トレック』シリーズはマーベルのようなフランチャイズにはならない

2017年にスタートした『スター・トレック:ディスカバリー』を皮切りに、『スター・トレック』のユニバースが拡大している。しかし、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のような道は辿らないとクリエイターが語っている。

現在製作が進められているのは、『スター・トレック:ディスカバリー』『スター・トレック:ピカード』、『ディスカバリー』のスピンオフ『Star Trek: Strange New Worlds(原題)』、アニメ番組『スター・トレック:ローワー・デッキ』、『Star Trek: Prodigy(原題)』が名を連ねている。

シリーズで製作総指揮を務めるアレックス・カーツマンは米Comicbook.comのインタビューに応え、『スター・トレック』のフランチャイズについて、「私たちは各番組がユニークで、それぞれの特色を感じられるようにすることを目指していて、みんなに各番組を観る理由を与えたいと思っているんだ。MCUのような大きなフランチャイズにおけるユニバースの物語は楽しいが、私たちの目標は、全フランチャイズを観ていない視聴者でも、各番組の内容を理解できるようにすることなんだ」と、ファンが全番組をチェックしなくても、観たいシリーズだけで楽しめるような構成にしたいと述べている。

そう示すように『ピカード』は過去のシリーズよりもダークで大人向けの内容となり、コメディ・アニメ『ローワー・デッキ』はティーンエイジャーをはじめとする若者向けとなっている。そして、『Strange New Worlds』はオリジナル版の冒険的なノスタルジアを呼び起こさせ、『Prodigy』はフランチャイズで初となる子ども向けのシリーズとなり、全世代が楽しめる構成となっている。

その他にも、『ディスカバリー』でミシェル・ヨーが演じるフィリッパ・ジョージャウを主役にした『Section 31』の企画が進んでいると報じられていたが、この新プロジェクトについて米Paramount+のプログラム部門のジュリー・マクナマラは、「私たちは、番組の数とリリースのペースを慎重にキュレートしています」と述べている。

(海外ドラマNAVI)

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『スター・トレック:ピカード』TM & © 2021 CBS Studios Inc. STAR TREK and related marks and logos are trademarks of CBS Studios Inc. CBS and related logos are trademarks of CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved./『スター・トレック:ディスカバリー』Netflixで配信中/アンソン・マウント公式Twitterより