『SATC』続編で、新レギュラーとなる3人の女性キャラが決定

大人気ドラマ『SEX AND THE CITY』(以下『SATC』)のリバイバル『And Just Like That...(原題)』で新レギュラーとなる3人の女性キャラクターが決定したと米TV Lineが伝えている。

米HBO Maxが製作中の『And Just Like That...(原題)』では、『SATC』と同じニューヨークを舞台に30代から50代になったキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)、シャーロット(クリスティン・デイヴィス)、ミランダ(シンシア・ニクソン)の人生が描かれる。すでに伝えられている通り多様性を意識して製作が進められており、脚本チームは『ブラックライトニング』のケリー・ゴフなど白人系ではないライターで構成。この多様性は、キャスティングにも反映されたようだ。

本作は少なくとも6人以上の新キャラクターを登場させ、キャリーたちのコミュニティを大きく広げる予定だと言われているがそのうち3人のレギュラーキャストが白人系でない女性になるという。具体的な俳優名はまだ明らかになっていないが、彼女たちがサマンサ不在の虚無感を埋めてくれるだろうとファンは期待している。

第1話で説明されるであろうサマンサ不在の理由。HBOの編成顧問ケイシー・ブロイスは以前、「死んだわけではない」とヒントを残していた。「現実の人生のように、出会いもあれば別れもある。友情が薄れては、また新たな友達ができる。実際の人生の局面を表現していると思うんだ」

『SATC』も手掛けていたマイケル・パトリック・キングに加えて、主演3人も製作総指揮を務める本作。ブロイスは「キングたちはニューヨークの50代女性のリアルに忠実な姿を描こうとしているよ。だからすべてを自然と感じられる必要があるんだ。30代の時の友達が、50代の時に友達とは限らない」と製作陣の思いを明かし、加えて「白人系ライターだけで書かれた白人系俳優だけで演じられる話は作りたくないとキングたちは思ってる。なぜなら、それはニューヨークの姿ではないから。彼らは今日のニューヨークの姿を映しだせるようにとてもとても真剣に考えているよ」と話した。

どのようなキャストがどのようなキャラクターを演じるのか、詳細が楽しみだ。(海外ドラマNAVI)

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サラ・ジェシカ・パーカー&クリスティン・デイヴィス
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