『プリズン・ブレイク』ウィリアム・フィクトナー、ドラマ版『タイガー・キング』に出演!

世界的なヒットとなった、Netflixのオリジナルドキュメンタリーシリーズ『タイガーキング: ブリーダーは虎より強者?!』。現在、製作が進められている本作のドラマ版に、人気ドラマ『プリズン・ブレイク』でアレクサンダー・マホーン捜査官を演じたウィリアム・フィクトナーが出演することがわかった。米TV Lineが報じている。

『タイガーキング: ブリーダーは虎より強者?!』は、私設動物園で園長を務める"ジョー・エキゾチック"ことジョセフ・シュライフォーゲルの素顔と、トラの繁殖にまつわる知られざる裏の世界に焦点を当てたドキュメンタリー番組。敵対関係にあった動物愛護家キャロル・バスキンの殺害を依頼した罪で服役中の猛獣愛好家の常軌を逸した信じがたい実話に世界中が釘付けになり、大きな話題を呼んだ。一躍"時の人"となった彼に業界も目をつけ、現時点で3本のフィクション企画が進行中だ。

そして、そのうちの一本となるのが、ジョーに命を狙われたキャロルを主人公にした米NBCユニバーサルが手掛けるドラマ版『Joe Exotic(原題)』。同作は『タイガーキング: ブリーダーは虎より強者?!』に登場した人々を取り上げるが、2020年3月にWonderyで配信されたポッドキャスト「Joe Exotic: Tiger King」が下敷きとなる。

ウィリアムはドキュメンタリーシリーズにも登場していたリアリティ番組のプロデューサー、リック・カーカムに扮する。カーカムはオクラホマ州で私設動物園を営むジョーのリアリティ番組を撮影していた人物。結果的にその番組は実現しなかったが、ジョーを知る者として『タイガーキング: ブリーダーは虎より強者?!』に出演していた。

当初、カーカム役には『弁護士ビリー・マクブライド』のデニス・クエイドがキャスティングされていたが、スケジュールの都合により降板し、ウィリアムにバトンタッチとなった。

ジョー役には『The Good Fight/ザ・グッド・ファイト』や『GIRLS/ガールズ』などに出演し、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』などで監督を務めたジョン・キャメロン・ミッチェルが演じる。リブート版『ゴーストバスターズ』のケイト・マッキノンがキャロル役で主演し、クリエイターも担う。

その他の2本の企画のうち、Amazon Prime Videoが製作するドラマシリーズにはニコラス・ケイジ(『ゴーストライダー』)がジョー役で主演。ライアン・マーフィー(『アメリカン・ホラー・ストーリー』)が手掛けるバージョンでは、ロブ・ロウ(『コード・ブラック 生と死の間で』)がジョー役を演じると報じられていたが現時点では詳細は明らかになっていない。(海外ドラマNAVI)

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