全米視聴率ランキングで、ストリーミングのトップ10(ニールセン調べ)が発表された。7月5日(月)から7月11日(日)までの順位は以下の通り。
<総合>
1.『MANIFEST/マニフェスト』(Netflix/計29話)...18億1100万分
2.『ヴァージンリバー』(Netflix/計30話)...14億4900万分
3.『トゥモロー・ウォー』(Amazon/計1話)...10億9900万分
4.『ロキ』(Disney+/計5話)...10億8000万分
5.『あの夏のルカ』(Disney+/計1話)...8億900万分
6.『グレイズ・アナトミー』(Netflix/計375話)...7億9600万分
7.『クリミナル・マインド』(Netflix/計311話)...6億7400万分
8.『ココメロン ~うたってまなぼう~』(Netflix/計12話)...6億6700万分
9.『ブラック・ウィドウ』(Disney+/計1話)...5億4100万分
10.『ダウントン・アビー』(Netflix/計50話)...4億8900万分
<オリジナルドラマ>
1.『ヴァージンリバー』(Netflix/計30話)...14億4900万分
2.『ロキ』(Disney+/計5話)...10億8000万分
3.『セックス/ライフ』(Netflix/計8話)...4億8900万分
4.『ユニークライフ』(Netflix/計38話)...4億分
5.『BOSCH/ボッシュ』(Amazon/計64話)...3億5500万分
6.『LUCIFER/ルシファー』(Netflix/計83話)...3億5400万分
7.『ザ・ジレンマ: もうガマンできない?!』(Netflix/計19話)...3億600万分
8.『ボス・ベイビー: ビジネスは赤ちゃんにおまかせ!』(Netflix/計49話)...2億2900万分
9.『ワーキングママ』(Netflix/計57話)...2億分
10.『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』(Hulu/計46話)...1億8500万分
<非オリジナルドラマ>
1.『MANIFEST/マニフェスト』(Netflix/計29話)...18億1100万分
2.『グレイズ・アナトミー』(Netflix/計375話)...7億9600万分
3.『クリミナル・マインド』(Netflix/計311話)...6億7400万分
4.『ココメロン ~うたってまなぼう~』(Netflix/計12話)...6億6700万分
5.『ダウントン・アビー』(Netflix/計50話)...4億8900万分
6.『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』(Netflix/計353話)...4億7800万分
7.『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』(Netflix/計328話)...4億5500万分
8.『ハートランド物語』(Netflix/計215話)...4億4200万分
9.『シッツ・クリーク』(Netflix/計80話)...2億9100万分
10.『シェイムレス 俺たちに恥はない』(Netflix/計123話)...2億7500万分
<映画>
1.『トゥモロー・ウォー』(Amazon/計1話)...10億9900万分
2.『あの夏のルカ』(Disney+/計1話)...8億900万分
3.『ブラック・ウィドウ』(Disney+/計1話)...5億4100万分
4.『フィアー・ストリート Part 1: 1994』(Netflix/計1話)...2億8400万分
5.『The Ice Road(原題)』(Netflix/計1話)...2億8300万分
6.『ラーヤと龍の王国』(Disney+/計1話)...2億8100万分
7.『フィアー・ストリート Part 2: 1978』(Netflix/計1話)...2億2900万分
8.『カンフー・パンダ』(Netflix/計1話)...2億2400万分
9.『ファザーフッド』(Netflix/計1話)...2億1200万分
10.『タラデガ・ナイト オーバルの狼』(Netflix/計1話)...2億400万分
配信のランキングでは、レーティングと視聴者数によって順位が決まる放送番組と違って、期間中に視聴された時間の長さが鍵を握る。その時間の長さは1話平均でなく配信中の全エピソードを合わせたもののため、話数が多ければ多いほど有利になる計算だ。
なお、ニールセンでは以前は総合ランキングだったが、1月頭から各配信の「オリジナルドラマ」「非オリジナルドラマ(放映権を獲得した他社作品)」「映画」という3つのジャンルに分かれることに。各ジャンルと総合のランキングをそれぞれご紹介しよう。
総合部門トップは、この週もSFミステリードラマ『MANIFEST/マニフェスト』。前の週から引き続き18億万分超えの再生時間で、依然として高い人気を保っていることが分かる。米NBCで2018年秋にスタートし、アメリカ新作ドラマ視聴率ナンバー1を記録した本作。シーズン3での打ち切り決定を受けてSNS上で#SaveManifestをつけた投稿も数多く見受けられるが、いまだに続行の話は聞こえてこない。
オリジナルドラマ部門では、この週に第5話が追加された『ロキ』を抑え、7月9日(金)にシーズン3が配信開始の『ヴァージンリバー』がトップに。辛い過去を乗り越えて人生をやり直そうと、ロサンゼルスから北カリフォルニアの田舎町へ引っ越した看護師のメリンダの新生活が描かれる本作。シーズン3では、彼女と町の愛する人たちが永遠の別れや火事、親権争い、破局など、次々と降りかかる試練に直面しながら、互いを思いやりながら支え合って乗り越えていく。前週初登場の『セックス/ライフ』は、ひとつ順位を上げて3位に。穏やかな結婚生活と刺激的だった元恋人との想い出との間で揺れ動く専業主婦の葛藤を綴ったラブロマンス作品だ。次いで4位は、同じく9日にファイナルとなるシーズン4が配信開始した『ユニークライフ』。自閉症スペクトラム障害を抱えるサムが愛や自立の意味を探求する過程をコメディタッチで描いた作品で、シーズン4ではもうすぐ大学を卒業する彼が人生の次のステージに進んでいく姿にフォーカスしている。引き続きランクイン中の『BOSCH/ボッシュ』が5位、『LUCIFER/ルシファー』は6位、リアリティショー『ザ・ジレンマ: もうガマンできない?!』が7位に。前週圏外から8位につけたのは、映画『ボス・ベイビー』の続編となるテレビアニメシリーズ『ボス・ベイビー: ビジネスは赤ちゃんにおまかせ!』。9位の『ワーキングママ』、10位の『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』も前週からのランクインとなっている。
非オリジナルドラマ部門で、毎週ほとんど顔ぶれが変わらないラインナップの中、この週10位につけたのが『シェイムレス 俺たちに恥はない』。2011年から全米でヒットを続けてきた本作は、酒やドラッグに依存し、6人の子どもたちを振り回すダメ親父フランクを中心とするギャラガー家が、大都市シカゴの郊外を舞台に格差社会をたくましく生き抜く姿を描くコメディドラマ。ファイナルとなるシーズン11が、日本でもWOWOWプライムにて現在放送中だ。
映画部門では、この週も変わらずトップの『トゥモロー・ウォー』をはじめとして、前週から引き続きのランクイン作品が多数。そんな中で初登場となったのは、9日に劇場と配信で同時公開となった『ブラック・ウィドウ』。アベンジャーズの一員で、スカーレット・ヨハンソン演じる孤独な暗殺者ブラック・ウィドウの過去が明かされていく。また、『フィアー・ストリート Part 1: 1994』が6位から4位に浮上したほか、9日に解禁されたシリーズ2作目『フィアー・ストリート Part 2: 1978』が初登場で7位にランクイン。十数年に一度猟奇殺人が発生する町シェイディサイドを舞台としたホラー映画シリーズ3部作の2作目で、1978年に起きたキャンプでの事件が描かれている。この次の週(7月16日)には1666年が舞台のパート3が解禁され、呪われた町の過去が明らかになる。(海外ドラマNAVI)
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Photo:『ヴァージンリバー』
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