米CBSの配信サービスParamount+の新作犯罪ドラマ『Mayor of Kingstown(原題)』の予告映像が初公開され、主演のジェレミー・レナーが脚本を絶賛している。米Deadlineが報じた。
全10話となる『Mayor of Kingstown』は、刑務所ビジネスで栄えるミシガン州の架空の町キングスタウンが舞台となり、ジェレミーは市長のマイク・マクラスキー役で主演する。
Welcome to Kingstown. From @Yellowstone co-creator Taylor Sheridan, the new series #MayorOfKingstown starring @JeremyRenner streams exclusively on @Paramountplus November 14. https://t.co/SDYCnD4EuP pic.twitter.com/LKrSk0D58m
— Mayor of Kingstown (@kingstown) August 31, 2021
初公開された予告映像では、空気が張り詰めたようなダークなトーンの映像が印象的だ。シリーズでは体系的な人種差別や汚職、不平等などのテーマに取り組み、無法な町キングスタウンに秩序と正義をもたらそうとする、マイクと彼の兄弟ミッチの挑戦が重厚なタッチで描かれる。
米TV批評家協会の夏のプレスツアーに登場したジェレミーは脚本を絶賛し、複雑な道徳観を持ったキャラクターに興味を引かれたと語った。「私は、マクラスキー兄弟が道徳的な指針を持っているというアイデアを探求するのが気に入ったし、そのアイデアも支持している。すべての行動が完璧という訳にはいかないよね? 誰でも欠点はある。だけど、容易には揺るがない強固な信念に基づいているなら、そこには美しい何かがある。マイクにはそういった素質があるんだ」
本シリーズは、ジェレミーが出演した2017年公開の映画『ウインド・リバー』で監督・脚本を担い、Paramount+製作による話題のドラマ『Yellowstone(原題)』を手掛けたテイラー・シェリダンがクリエイター・脚本を務めている。
製作総指揮者であるデヴィッド・グラッサー(『ウインド・リバー』)は、シェリダンの成功はTVシリーズに取り組むその姿勢にあると指摘。「彼には、"TV番組ではなく10時間の映画を作っている"というスローガンがあるんだ。10時間の映画を作ることができれば、視聴者に特別な何かを提供できる。その考え方は、ここにいるキャストから番組で一緒に仕事をするチームの撮影方法、さらには番組で使用されるカメラのレンズにまで影響が及ぶんだ」
マイク役で主演するジェレミーの脇を固めるのは、ミッチ役のカイル・チャンドラー(『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』)、エイダン・ギレン(『ゲーム・オブ・スローンズ』)、テイラー・ハンドリー(『バード・ボックス』)、ダイアン・ウィースト(『イン・トリートメント』)、ヒュー・ディロン(『Xカンパニー 戦火のスパイたち』)ら。
『Mayor of Kingstown』は、11月14日(日)よりParamount+にて配信開始。
We're live at #TCA21 for the #MayorOfKingstown panel! Who's excited for the new @paramountplus show? pic.twitter.com/9D2CjmmbX6
— Mayor of Kingstown (@kingstown) August 31, 2021
(海外ドラマNAVI)
Photo:
『Mayor of Kingstown』公式Twitterより(@kingstown)