『グレイズ・アナトミー』エレン・ポンピオ、監督を務めたデンゼル・ワシントンと口論に!

米ABCの大ヒット医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』で主人公メレディス・グレイを演じるエレン・ポンピオが、シリーズでエピソード監督を務めたオスカー俳優デンゼル・ワシントンと激しい口論になったことを明かした。米Screen Rantが報じている。

名優デンゼル・ワシントンは作品に出演するだけでなく監督やプロデューサーとしても活躍し、『グレイズ・アナトミー』ではシーズン12第9話「沈黙の先に」でエピソード監督を務めた。

エレンはポッドキャスト番組「Tell Me with Ellen Pompeo」で、その当時を振り返り、デンゼルと撮影中に激しい口論になってしまったと明かした。彼女はあるシーンで相手の俳優に向かって、「謝るときは私を見て。私を見るの」とアドリブしたところ、「私は監督だ。監督に指示するものじゃない」とデンゼルに言われ、エレン独自による判断を制されたのだという。

すると、エレンがデンゼルに向かって、「これは私の番組で私の撮影現場よ。誰に向かって言っているの?」と切り返して言い合いに。その後二人は和解し、デンゼルと意見を戦わせたことは良い経験になったと、次のようにエレンが続けている。

「私たちは口論なしで撮影を乗り越えることはできなかったけど、そういう俳優は必要だわ。情熱的で燃えるような議論でこそマジックが生まれて、良い結果が得られる。それは本当に素晴らしい経験だった」とコメント。エレンはデンゼルと彼が監督したエピソードを評価し、「彼は今までエピソード監督を務めたなかで最高の一人だった」と付け加えていた。

デンゼルはその他に、アカデミー賞作品賞を含む主要4部門ノミネートされた『フェンス』でメガホンを取って主演し、『きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー』や『グレート・ディベーター 栄光の教室』でも監督を務めている。

『グレイズ・アナトミー』は、ABCにてシーズン18が放送中。(海外ドラマNAVI)

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『グレイズ・アナトミー』© ABC Studios