Disney+(ディズニープラス)のマーベルドラマ『ホークアイ』の最終話が先日配信されたが、ポストクレジットに入るはずだったシーンが削除されていたことが判明し、その内容が明らかとなった。米TV Lineが報じている。
『ホークアイ』では、ヒーローを辞めたい男ホークアイが、アベンジャーズに憧れる若き弓の使い手ケイト・ビショップを相棒に、自分の過去に関わる大事件に巻き込まれていく姿が描かれる。
(※これ以降は、最終話に関する情報が含まれているのでご注意ください!)
シリーズのファイナルとなる第6話「クリスマスがやってきた?」では、ホークアイに復讐を遂げたいエレーナ(ブラック・ウィドウの妹)や、ホークアイを追うジャージ・マフィアらが入り乱れ、冬のニューヨークで有名なスケートリンク「ロックフェラーセンター」を舞台に大決戦となる。
スケートリンクにトラックごと突っ込んだジャージ・マフィアに目掛けて、ケイトが"シュリンク(縮む)モード"に設定されていたトリック・アローを放つと見事に命中。マフィア一行はトラックごとミニチュアサイズになってしまった。ちなみに、このアローはマーベル映画『アントマン』シリーズに登場するハンク・ピム博士が開発した武器だ。ケイトとホークアイが呆然としていると、その前のシーンでホークアイが遭遇していたフクロウが、ジャージ・マフィアを乗せておもちゃサイズになったトラックを掴み、何処かへ持って行ってしまうという笑える展開となっていた。
物語が完結した後のポストクレジットシーンでは、第1話に登場したキャプテン・アメリカのミュージカル「Rogers: The Musical」から「Save the City」をフルナンバーでパフォーマンスする映像が流れて終わったが、本来は他にも挿入されるシーンがあったのだという。シリーズでアニメーターを務めたエレイナ・スコットが、「『ホークアイ』最終話のポストクレジットには、フクロウがジャージ・マフィアを巣へ連れて行くシーンが入るはずだったの。削除されて何だか悲しかったけど。笑えたのに!!」とツイート。極小サイズになったマフィアたちの顛末が描かれるはずだったと明かした。
なお、『ホークアイ』のシーズン2が製作される可能性や、ホークアイとケイトが他のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品に登場するのかといったことについては不透明だ。今後の進退に注目しておきたい。(海外ドラマNAVI)
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『ホークアイ』©2021 Marvel