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ノア・ワイリー、『ザ・ピット』と『ER』の医師役を比較「正反対の存在」

2026年1月29日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室

『ER 緊急救命室』で11シーズンにわたってジョン・カーター役を演じ、『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』で医療ドラマに復帰したノア・ワイリーが両シリーズの医師役を比較し、「正反対の存在」だと分析している。

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自身のルーツと向き合うキャラクター

『ザ・ピット』でノアが演じるのは、ピッツバーグの外傷医療センターで働くベテラン医師、マイケル・“ロビー”・ロビナヴィッチ。ノアが「正反対の存在」と語るように、ロビーはカーターとはまったく異なる人物像として描かれている。

Peopleのインタビューで、「これは自分にとってまったく新しい領域です」と語ってノア。彼の母親は米国聖公会の信者で、父親はユダヤ系という家庭で育ったが、ノア自身は「特に信仰深いわけではありません」と明かしている。それでも本作では、初めてユダヤ人医師という役柄を正面から引き受けた。「ユダヤ人のキャラクターを演じたのは初めてだし、これまでカメラの前で、自分のその側面を出したことはありませんでした」と振り返っている。

『ER』で演じたジョン・カーターについては、「彼は多くの意味で典型的なWASP(白人・アングロサクソン系・プロテスタント)でした」と分析。一方のロビーは、宗教的アイデンティティや家族との関係を胸に抱きながら、現実的で疲弊した医師として描かれている。この対比こそが、ノアにとって本作が挑戦的な理由だという。

ロビーの宗教的背景が強く印象づけられたのは、シーズン1第14話「14時間目 午後8時~午後9時」で描かれた大量死傷事故だ。極限状態の中でロビーがユダヤ教の祈り「シェマ」を口にする場面は、ノアの提案によるものだったとのこと。「人生で最も大変な瞬間に、祖母から聞いたかもしれない言葉に立ち返る。原始的な助けを求める叫びのようなものです」と説明している。

そしてシーズン2では、そのテーマを無視することはできなかったとも述べ、「宗教的な背景に触れた以上、続きを描かないのは無責任だと思いました」と言及。脚本では2018年にピッツバーグで実際に起きたシナゴーグ銃撃事件を間接的に取り入れ、事件の生存者である患者ヤナとの対話を通して、ロビーの信仰との距離や葛藤が浮かび上がる構成となっている。

ノアが特に重視したのは、悲劇の再現ではなく、その後に生まれた連帯だった。「調べていて最も心を打たれたのは、ムスリムのコミュニティがユダヤ人に示した連帯でした。それを描きたかったのです」と語った。

ノアにとってロビーは自身のルーツと向き合うキャラクターであり、そこがカーターとの大きな違いとなっているようだ。

ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』シーズン1~2はU-NEXTにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ER 緊急救命室』 TM & © Warner Bros. Entertainment Inc. 

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海外ドラマNAVI編集部

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