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『NCIS』マーク・ハーモンが失言?撮影の裏話をクリエイターが明かす

2025年11月20日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

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『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』と前日譚スピンオフ『NCIS:オリジンズ』が、時を超えて交差するクロスオーバーエピソードが放送された。この回には本家でギブス役を演じたマーク・ハーモンが復帰しているが、ショーランナーが「ファンが怒ってしまうかもしれない撮影秘話」を明かしている。

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マークはルールの詳細を覚えていなかった

本家シリーズを通してギブスは、「ルールを“曲げろ”、でも“破るな”」「海兵隊員のコーヒーには手を出すな」など、ユーモアと哲学が同居した“ルール”を語ってきた。これらは、ギブスが人生の指針として掲げる非公式ルールで、ファンの間では彼の人格と捜査スタイルを象徴するものとして知られている。

この「ギブスのルール」を巡る最新の裏話が、本家と『オリジンズ』の初クロスオーバーエピソード「Funny How Time Slips Away(原題)」で明らかになった。共同クリエイターのジーナ・ルチータ・モンレアルによると、このエピソードはルール11「仕事が終わったら身を引け」と密接に結びついており、エピソード終盤でマーク本人が登場して、このルールを口にする構成となっている。

ところが、意外なことにマークはルールの詳細をほとんど覚えていなかったそうだ。モンレアルと共同クリエイターのデヴィッド・J・ノースは、録音スタジオでマークとナレーションを収録していた時のことを振り返っている。ノースが「ルール11に基づいてこのエピソードを作った」と話すと、マークは「ファンはいつもルールについて聞いてくるんだ」と言い、ノースが「どれか知ってる?」と訊くと、マークは「ナイフのやつだ」と回答。数多くあるルールのうち、ひとつしか挙げなかったという。

ちなみにマークが言及したのは、「ナイフなしで外に出るな」というルール9のこと。ノースは、この裏話を笑いながら語った。

クロスオーバーエピソードでは過去の列車事故が発端となり、誤認逮捕の影響が現代のNCISチームにまで及ぶ事件が描かれる。エピソードを通じて、オースティン・ストウェル演じる若きギブスが事件の写真を切り抜く描写などで、被害者への執着とルール11の関連性を視覚的に示している。マークは冒頭と終盤でギブスを再演するとともに、自筆の“ルール”のリストも登場。モンレアルによれば、マークは本家シリーズで何度も見せた独特の美しい筆跡で、ルールを何度も書き直して撮影に臨んだそうだ。

『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン1~22はHuluにて配信中。『NCIS:オリジンズ』シーズン1はParamount+(パラプラ)にて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』©CBS Broadcasting, Inc. All Rights Reserved.

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海外ドラマNAVI編集部

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