米Peacockの『ポーカー・フェイス』が2シーズンをもって打ち切りとなった。しかし、クリエイターであるライアン・ジョンソンと主演のナターシャ・リオンは、チャーリー・ケールの物語を終わらせるつもりはないようだ。米Varietyによると、彼らは新たな主人公を迎えた新バージョンを現在売り込み中であるという。
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『ポーカーフェイス』、打ち切りから一転！
情報筋がVarietyに語ったところによると、ジョンソンと制作会社のMRCは、シリーズの新しいバージョンを現在売り込み中であるという。驚くべきことに、この新バージョンでは、主演をナターシャから『ゲーム・オブ・スローンズ』でお馴染みのピーター・ディンクレイジへ交代させるという大胆な構想が打ち出されている。彼らは、別の配信業者から2シーズン分の発注を得ることを目指しており、将来的にも2シーズンごとに主役を交代させていくことを構想しているという。
ライアンとナターシャはプロデューサーとして残留
今回の主演交代劇は、シリーズのファンにとって大きな驚きとなるだろう。しかし、シリーズのコアメンバーは制作に留まる予定だ。
ナターシャは引き続きエグゼクティブ・プロデューサーとしてシリーズに残留し、ジョンソンも脚本家兼監督として制作を主導する見込みである。なお、新シーズンのショーランナーが誰になるかは現時点では不明。
ジョンソンとリオンは共同声明を発表し、今回の決定について言及している。
「シーズン2の最終回を執筆して以来、この次の動きを一緒に練ってきた。私たちは『ポーカー・フェイス』を愛しており、新たな主人公を迎えることが継続させる完璧な方法だと確信しています。少し待ってもらえれば、チャーリー・ケールに再びあの開けたハイウェイで会えるかもしれません」
『刑事コロンボ』にインスパイアされた画期的な一話完結型ミステリー
『ポーカー・フェイス』は2021年に配信開始され、『刑事コロンボ』のような古き良き一話完結型ミステリーシリーズにインスパイアされた作品である。
本作は、他人の嘘を瞬時に見抜くという特別な能力を持つ放浪の探偵、チャーリー・ケールを追う物語だ。各エピソードには、汚職FBI捜査官を演じたジョン・ムレイニー（『一流シェフのファミリーレストラン』）から、『ウィキッド ふたりの魔女』のシンシア・エリヴォに至るまで、数十人もの豪華なゲストスターが出演したことでも大きな話題を呼んだ。
シリーズは2シーズンにわたってエミー賞に6部門ノミネートされ、ジュディス・ライトのゲスト出演が受賞を果たすなど、批評家からも高い評価を獲得した。
『ポーカー・フェイス』シーズン1～2はU-NEXTで独占配信中。（海外ドラマNAVI）
参考元：Variety
