2018年から放送している米ABCの人気ドラマ『ザ・ルーキー』に主演するネイサン・フィリオンが、同作にいつまで参加するつもりかを語った。米Peopleが伝えている。
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ネイサン・フィリオン主演『ザ・ルーキー』シーズン8へ更新、新たなスピンオフも進行中
ABCの人気ポリスドラマ『ザ・ルーキー』がシーズン8へ更新さ …
10年後に“ソフトな引退”?
本作は、離婚後に人生を再出発させようと、中年でロサンゼルス市警(LAPD)に転職したジョン・ノーランが、新人や年下の仲間とともに街の安全を守る痛快ポリス・ストーリー。ネイサンはノーランとして主演しつつ製作総指揮も務めている。シーズン8はミッドシーズン(2026年1月)の放送開始となり、それに向けて現在撮影中だ。
シリーズ当初、LAPD最年長(45歳)の新人としてスタートしたノーランだが、徐々に経験を積み重ねランクも上昇。“ルーキー”感はすっかり薄れた感があるが、そんな役柄と同世代のネイサンが今後をどう見据えているかを明かした。
まず、もしも『ザ・ルーキー』に出ていなかったらどうしていたかを問われたネイサンは、「多分、演技を教えていただろうね。特に、気が散る中でどう演じるかを。そうじゃなかったら、夕日を眺めるクルーズを提供していたかもしれない。そしたら、みんなが僕のことを“キャプテン(船長)”って呼んでくれるだろうから」と冗談交じりに語った。
そして、仕事によって得られる名声よりもその芸術性に情熱を感じていると付け加えた。「自分の好きなこと、つまり演技をして物語を伝えることを仕事にできている僕は本当に幸運だよ。でもそこには、有名人になるっていう、すごく奇妙な要素もついてくるんだ。業界全体がちょっと突飛で、ばかばかしいものだと思いたいね」

同局のABCで2009年から2016年まで続いた『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』の頃から毎年20話程度のドラマシリーズに出演し、その合間を縫ってほかのドラマシリーズでゲストを務めたり、映画やアニメにも参加しているネイサン。目下は充実した時を過ごしているが、現在54歳の彼はいずれはより落ち着いた暮らしを送りたいと考えている。
「海辺の家が欲しいんだ。南国のどこかで、鳥のさえずりがいつも聞こえて、波の音も耳にすることができるような場所にね」と彼は語る。「そこにずっと住むかは分からないけど、いつでも行ける場所として持っておきたいんだ」
「10年後には『ザ・ルーキー』をちょうど締めくくっている頃かもしれない。もしかしたら(主役の座を)誰かに引き継いでいるかもね。“ソフトな引退”をした後は、『ザ・ルーキー』の現場をときどき訪ねたり、その時まだ放送中ですごく人気のある4~7本のスピンオフにちょっと関わったりしたい。そして、仕事をしていない間は海辺の家で過ごしたいんだ」
『ザ・ルーキー』撮影中に何度か本物の警察官に間違えられたこともあるネイサンは、ファンとの交流が最も嬉しいことだと語る。「一番嬉しいのは、ファンのみんなが“家族で見てます”“友達と一緒に観るのが習慣なんです”って言ってくれること。彼らにとって一つのイベントなんだ。人と人とを繋げることは、この仕事の最高の部分の一つだと思うよ」
『ザ・ルーキー』シーズン8は米ABCにて2026年1月6日(火)放送スタート。日本では、シーズン1~4がHuluにて配信中。また、シーズン7がWOWOWにて放送・配信中。(海外ドラマNAVI)
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参考元:米People



