『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』と『CSI』シリーズという、日本でも人気を博した犯罪捜査ドラマのスタッフたちが、新たな犯罪ドラマで手を組むことが分かった。米Deadlineが伝えている。
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『エレメンタリー』の監督として3番目に多い話数(計19話)を担当したジョン・ポルソンと、『CSI:ニューヨーク』や『CSI:サイバー』の脚本を執筆したパム・ヴィーシーが手掛けるのは、ベストセラー作家J・P・ポメアの新作小説「17 Years Later(原題)」のドラマ化。ヴィーシーがショーランナーとして脚本を担い、ポルソンがメガホンを取る。
ある日、裕福なプリムローズ一家が残忍に殺されたことで、ニュージーランドの小さな町ケンブリッジに激震が走る。残されていた証拠により、住み込みの若い料理人ビル・カレアマが有罪判決を受けた。それから17年後、実録犯罪ポッドキャスターのスローン・アボットは、かつてビルの再審を強く訴えていた刑務所の心理学者TK・フィリップスを探し出す。TKは今では事件から距離を置き静かな生活を送っていたが、スローンに誘われて二人で真相究明に乗り出すことに。
そして新たに浮上した証拠により、完璧に見えていたプリムローズ一家の素顔が明らかになる。容疑者リストが長くなるものの、ビルの無実確証には至らない。スローンとTKが真実を明らかにするために払う代償とは――?
ポメアの小説がドラマ化されるのは初めてではなく、2023年のドラマ『クリアリング 囚われの子供たち』や今月初めに豪の動画配信サービスStanでリリースされた『Watching You(原題)』も彼の小説をもとにしている。
原作者のポメアは、「30年以上にわたって業界に多大な貢献をしてきたパム・ヴィーシーがこの作品に関わってくれることは、これ以上ない喜びです。今後このプロジェクトがどのように発展していくのかがとても楽しみですし、この物語を最初から信じてくれた人たちに感謝しています」と発言。
制作を手掛けるMade Up Storiesも次のように期待を寄せた。「J・P・ポメアと一緒に仕事ができることに、ただただ興奮しています。彼は息もつけないようなサスペンススリラーの中に、美しく複雑なキャラクターを織り込むことのできる、非凡な作家の一人です。私たちは日々多くのミステリーを読んでいますが、最後の最後まで息を呑むような展開に驚かされた作品に出会うことは本当に稀です。そして、パム・ヴィーシーとジョン・ポルソンとのタッグも夢のようです。アメリカを舞台に彼らのビジョンを通して『17 Years Later』がどのように命を吹き込まれるのかが、今から待ちきれません」
『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』全7シーズンはAmazon Prime Video(アマゾンプライム)とHuluにて、『CSI:ニューヨーク』はHuluとU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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参考元:米Deadline