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『CSI』復活の鍵は「未来」か「過去」か? クリエイターが語る新企画案

2025年10月10日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

CSI

人気犯罪捜査ドラマ『CSI:科学捜査班』は10月で放送25周年を迎えるが、シリーズが復活する可能性はあるのだろうか? クリエイターが、再始動の条件二つについて語っている。

CSI:科学捜査班
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『CSI』復活の絶対条件

2000年に放送開始した『CSI: 科学捜査班』は5つのスピンオフシリーズ生み出し、全米のプライムタイムドラマとして屈指の長寿番組となった。最新シリーズ『CSI:ベガス』は、オリジナルシリーズの続編として2021年にスタートしたが、2024年に3シーズンで終了。将来的な復活の可能性は不明だが、シリーズの生みの親であるアンソニー・ズイカーには再始動のために独自のアイデアが二つあるという。

米TV Insiderのインタビューでズイカーは、復活の条件について次のように答えている。「難しい質問だね。答えてみましょう。私が関わらない限り、新しい『CSI』は生まれないと思います。今の世代のスタッフに任せても、同じレベルの番組は作れないだろう。そして、もし私が関わる形で新しい番組を作るとしたら、それはA:100年前の科学捜査班、つまり1世紀前の昔ながらの犯罪を解決するために、法医学へのアクセスが限られていた時代を舞台にするか、あるいは今から75年後の未来の犯罪、つまり宇宙犯罪や時間犯罪、暗号犯罪、脳ハッキングにAI、ロボット犯罪といった犯罪を描くかのどちらかになるだろうね。これまで見たことのないような犯罪です。そして75年後の捜査班が、未来の犯罪をどう解決するのかを描くのです」

ズイカーは番組を蘇らせるなら、使い古されたアイデアではなく、何年も先の未来や何年も前の時代を舞台にして、何か新しいことにチャレンジしたいと考えているようだ。それ以外のプロットは成立しないというズイカーは、「私の監督下でうまくいく『CSI』シリーズは、この二つだけだと思います。ですが私の考えでは、このフランチャイズを『CSI:イギリス』や『CSI:シンガポール』のように展開し、製作会社に任せて量産するというやり方はありえません。それは絶対に承認しないだろうね」とも付け加えた。

『CSI:科学捜査班』全15シーズンをはじめとした『CSI』フランチャイズ作品は、Huluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『CSI:科学捜査班』© 2015 CBS Broadcasting Inc.

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海外ドラマNAVI編集部

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