ハリウッドの大女優グレン・クローズ(『ダメージ』)が、新たな挑戦に挑む。スウェーデンのベストセラー作家ヘレネ・トゥルステンによる人気短編集を原作としたリミテッドシリーズで主演を務めることが決定した。
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『ダメージ』シーズン1の衝撃展開 物語を新たな方向へ導いた一話とは?
米FXとAudience Networkで2007~2012 …
アカデミー賞女優グレン・クローズが魅せる新境地
英Channel 4とソニー・ピクチャーズ・テレビジョンがタッグを組んで制作する『Maud(原題)』で、グレンは過去に苦悩する殺人者、モード・オールドキャッスルを演じる。
モードは、病気の姉の世話に人生を捧げてきた生活に終止符を打ち、遅すぎた“第二の人生”を謳歌しようと決意する。しかし、そんな彼女の前に立ちはだかるのは、疑い深い刑事や、老人に厳しい現代社会の現実。自由を守るためなら手段を選ばないモードの、恐るべき素顔が少しずつ明らかになっていくミステリー作品だ。
本作は、トゥルステンによる「An Elderly Lady Is Up To No Good」と「An Elderly Lady Must Not Be Crossed」という2つの短編集を原作としている。脚本はニーナ・レインとモーゼス・レインが担当し、『ウルフ・ホール』で知られるPlaygroundが製作を手掛ける。
グレン・クローズがコメント「演じたことのないキャラクター」
グレンは今回の出演にあたり、「この非常に独創的なシリーズを実現するために、Channel 4、ソニー、Playgroundと仕事ができることを光栄に思います」とコメント。さらに「ニーナとモーゼス・レインは素晴らしい才能の持ち主であり、モード・オールドキャッスルは私がこれまで演じたどのキャラクターとも違う人物です。このような優れたチームの一員になれてワクワクしています」と、新たな役柄への期待を語った。
撮影は今年後半にロンドンで行われる予定だ。果たして、グレンはどのような殺人者を演じるのだろうか。世界中のファンが、その続報を心待ちにしている。
『ダメージ』はU-NEXT、Disney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)