大ヒットドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』の前日譚スピンオフ『NCIS:オリジンズ』では、若かりし頃のリロイ・ジェスロ・ギブスの姿が描かれる。すでに今年2月にはシーズン2への更新が発表されていたが、その新シーズンでギブスのさらなる変化が期待できそうだと米TV Lineなどが報じている。
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『NCIS:オリジンズ』フィナーレ、本家のあのキャラが新たに登場することに!
大ヒットドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のスピンオフ …
“本家のギブス”へと成長する過程
『NCIS:オリジンズ』では、本家『NCIS』でギブスを演じてきたマーク・ハーモンがナレーションを担当。しかし、シーズン1に登場する若きギブスは、視聴者が知るあの“本家のギブス”とは少し異なる人物像として描かれている。将来的にD.C.支局を率いるリーダーとなるギブスの資質が、シーズン2ではよりはっきりと見えてくることが期待される。
この点について、共同ショーランナーのデヴィッド・J・ノースとジーナ・ルチータ・モンレアルは、「今後のギブスは、これまでよりも積極的に発言し、捜査にも口を出すようになる」と語る。シーズン1での“サポート役”に徹する若いギブスの描き方は意図的な選択だったという。
ノースはシーズン1のラストを振り返り、こう説明する。「ギブスというキャラクターは、実直に少しずつ成長していく存在です。シーズン1では、ギブスがバグズ(ジャレッド・バンケンス)について“まだ何か裏があるんじゃないか”と直感的に感じ取っていた。しかし彼は、上司マイク・フランクス(カイル・シュミット)に“やっぱり俺の勘は…”なんて食い下がることもなかった。そして最終的に、自分の勘が正しかったことを知るんです。そうした選択の積み重ねが、2003年に出会ったあのギブスへとつながっていくのです」
この前日譚では、若きギブスが“本家のギブス”へと成長する過程を新鮮に描くため、キャラクターを意図的に別のトーンに設定しているという。なお、『NCIS:オリジンズ』シーズン2の放送日は、現時点ではまだ発表されていない。
シーズン1は、WOWOW、J:COM、Amazon Prime Videoの「Paramount+」にて配信中だ。(海外ドラマNAVI)